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バケットリストの話
最近、バケットリストというものを書き始めた。
そもそも、バケットリストとは何か?
バケットリスト(bucket list)は、「生きているうちに自分がやりたいこと」をリスト化したものです。日本語で「死ぬ」という意味を持つ英語のスラング「kick the bucket」がその名の由来とされています。アメリカでは、自分が死ぬまでにやりたいことを書き留めてリスト化するという習慣があり、死ぬという衝撃的な意味を持った熟語から「bucket list」という言葉が生まれました。 バケットリストの知名度が高まったきっかけのひとつが、2007年にアメリカで製作された映画「最高の人生の見つけ方(原題:The Bucket List)」です。この映画のストーリーは、同じ病室に入院し、ともに余命宣告を受けた初老の男性二人が、残りの人生で「やりたいことリスト」を次々に実現していくというもの。希望に満ちた余生をすごす二人の姿が感動を呼び、「人生を充実させ、有意義にすごしたい」という思いからバケットリストの作成に取り組む方が増えていきました。
病気がわかってから、これから先の人生について考えることが多くなった。
これまで、80歳くらいまで生きるだろうと漠然と当たり前のように思っていた。自分の人生は、まだ人生の折り返し時点に差しかかったくらいだろう、と。
子供が大人になるまで成長を見届けることも。
老後に旅行三昧することも。
ぼんやり想定していたそんな未来は、当たり前にくると思っていた。
だが、必ずしもそうではないのだと、病気によって改めて気づかされたのだ。
おそらく、すぐに寿命がくるわけではない。
でも、自分がこれまで思い描いていたような先の未来まで生きていられるかどうか、病気によって確率的には確実が低くなったわけで。
何なら、事故で明日命を落とす可能性だってゼロではない。
当たり前に明日が来るわけではないのだ、と。
そういったことに気付いた時
「もしその時が来た時、心残りがないようにしたい」
という気持ちが強くなった。
そこでいろいろ調べているうちに知ったのが、冒頭のバケットリストなのである。
普通のノートでももちろん作れるものだが、私が購入したのはこちらの専用ノート。
形から入るタイプなので・・・
実際にノートに書きだす前に、自分の中で考えていることを整理しているのだが、100個あげるというのがかなり難しい・・・!
今のところ、私が思いついたのはまだ13個。
でもこの13個ができたら、人生に悔いがないかといったら決してそんなことはない。
常々アンテナを張りつつ、思いついたものを徐々に追加していく形になるのかな・・・と考えている。