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形成外科を受診した話

この時の話の続き。

形成外科受診前の私の気持ちとしては
乳房再建(一次):今は再建しない(人工乳房or二次再建)=2:8
くらいの感じだった。
医師もこちらが迷っているのを理解した上で
「もしミクロさんが乳房再建を希望すると仮定した場合に、どういった選択肢があってどういう段取りになるか説明しますね。」
と前置きして話してくれてありがたかった。

私の場合、元々の手術予定時間に再建時間が含まれていないとのことで、どういった形での再建でもまずはエキスパンダーを入れるのみになり、後日選択した再建方式に合わせて手術を行うとのことだった。(そういえば手術日の予約を入れる際に、そもそも再建の話自体何もされなかったな・・・)
そのため、一次再建であったとしても必ず二回以上の手術が必要になる。
その話を聞いた時点で、自家組織での再建はないかな・・・と思った。
一次再建で自家組織再建を選択するメリットの一つは、やはり手術が一回で済むこと。
そのメリットが享受できないのであれば、私の中で選択肢としての魅力は低くなる。

また、エキスパンダーには金属が含まれているそうだ(含まれていないものもあるとのことだが、サイズが合わず私は選択できなかった)。
金属が含まれていることで、放射線治療をする場合位置決めのCTを取る際にどうしても画像が乱れやすくなるとのこと。
まだ確定ではないが、放射線治療の可能性がある私としてはこれも気になるポイントだった。
CTができないわけではないし、慣れてる技師が行えば大丈夫との説明だったが、治療を優先したい私としては再建することで治療にとってのマイナス要素が増えるのは本意ではない。

その他、私が気になって医師に質問したのは以下。
・再建後に再発した場合、再建したものを全摘することになるのか?
→再発の場合、基本的に初期の小さい段階で見つかるので(定期的に検査していれば、という意味だと思う)再建したものはそのままで手術することができる。
・人工乳房という選択肢について、形成外科の医師としての意見を聞きたい。
→よいと思う。見たことあるが、例えば温泉等でつけていたとしても周囲から全然気付かれないレベル。

乳房再建するかしないかの結論は、次回の乳腺外科の診察までに決めればよいとのことだったので、この場は聞きたいことを聞いて終了。
一旦持ち帰り、自分の頭の中を整理することにした。

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