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AC療法2クール1日目の話

AC療法1クール、無事に終了!
それはイコール、2クール目が始まるということでもあり・・・

※1クールの記事はこちら。

2クール目以降は以下のような手順で各所を回る。

  1. 血液検査・看護師による問診

  2. 検査待ち

  3. 担当医師による診察

  4. 抗がん剤投与

  5. 会計

  6. 調剤薬局にて薬処方

1.血液検査・看護師による問診

通常の採血室ではなく、オンコロジーセンターへ。
抗がん剤の副作用で特定の項目について異常に数字が悪くなってないかを確認するため、抗がん剤投与の前に血液検査がある。(ここで数値が悪い場合、投与を延期する場合もあるとか。)
この時に針は刺したまま周辺を保護され、抗がん剤投与時にも使われる。

また、あわせて看護師からの問診も行われる。今日の体調はどうか、前回の投与以降の副作用はどうだったか、などなど。
特に副作用についてはかなり細かく問診され、今回追加で薬を投与したり変更した方がよいかどうかを一緒に考えてくれ、それを担当医までまで回してくれる。ありがたい。
待ち時間・問診・採血含めて1時間弱。丁寧な問診を想定していなかったので、ここは想定以上に時間がかかった。

2. 検査待ち

担当医の診察に血液検査の結果が必要になるので、1時間ほど待ち時間ができる。
待合室で待つのもな・・・と思い、近くのカフェにいくことにした。
ここでモーニングセットを注文してまったり。

3. 担当医師による診察

結局、血液検査から1時間20分ほど待っただろうか。診察室に呼ばれる。
血液検査問題なし!ということで、2クール目の投与がここで決定。
あとは、処方される薬について諸々相談。
担当医も話をしっかり聞いてくれ、必要に応じてそれに適した薬を提案してくれた。
「お守り替わりにあったほうがいいもんね」
そう!それなのよ!!
頻度としてはすくなかったりしても、もしまた・・・と思うくらなら、そうなった時に頼れる薬をもらっておいたほうが安心できる。
その辺の患者の不安を担当医始め、看護師や調剤薬局の薬剤師も理解してくれるのがとてもありがたいのだ。
診察自体は15分程度で終了。

4. 抗がん剤投与

本日のメインイベント。
オンコロジーセンターに戻り受付。
相変わらず混んでおり、20分ほど待ち席に案内される。
ここで冷却グッズをいそいそとセット。

今回はもう腕に針がさしてあるので、気にせずすぐ冷却できる。
悩んだのが頭皮。というのも、ちょうど脱毛中だったこともあり。
そのままかぶると刺激にもなるし、なによりひんやり帽子が毛だらけになってしまう・・・
悩んだ末、脱毛時用のネット+薄いケア帽子+ひんやり帽子で乗り切った。
冷却効果的には微妙だろうけど、何もしないよりはマシと信じて・・・!
手足は前回と同様。

投与中は痛みも副作用も何もなく、ただただのんびり。
投与している時間だけでいうと1時間ちょっと、前後の準備や待ち時間を含めると2時間弱ほどで終了。

5. 会計

今回はスムーズだった。
待ち時間も含めて、トータル10分程度で終了。

6. 調剤薬局にて薬処方

いつもの推し調剤薬局に処方箋を出ししばし待つ。

今回、副作用にあわせて薬を追加していただいたので、まーーー多い。
子供が体調崩して病院に行った後に寄る調剤薬局で、高齢の方が分厚い漢方薬の束をいくつも処方されていることを見ることがあるが、まさにそんな感じ。
ちゃんと薬の種類や使い方は理解しているけど、飲み忘れ・飲み間違いには気を付けないとな・・・と思う程度には多かった。
まぁそれで快適な生活が維持できるなら喜んで飲みますがね。
受付から受け取りまで約40分ほど。

トータル、6時間ほどかかっただろうか。
抗がん剤投与は1時間ほどで終わるとはいえ、ほぼ1日コース。
副作用が怖いので、特に寄り道せずまっすぐ帰宅。
特に症状は出なかったのだが、今回処方された吐き気用の薬が「眠くなる薬なんですが、寝る前に飲むと朝起きれない人が多いみたいなので、夕方頃に飲んでください。」と言われた薬があり、それを夕方に飲んだら20時時点でめちゃめちゃ眠い。
あまりの眠さに耐えられず、夫に「ちょっと横になるから子供たちよろしく・・・」とお願いして横になってからの記憶なし。朝まで爆睡だったらしい。
薬剤師の指摘、的確すぎる・・・でも次回はもう1時間遅く飲もうと心に誓う。

2日目以降の話はこちら。


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