芋掘ってる場合じゃねえ!(SideM ドラスタソロ試聴感想)
ソロ試聴が来た!
とりあえず聞いてください。歌が上手い。
同僚さんの感想を読んだり、歌詞(仮)を書き出したりした上で自分なりの解釈(と妄想)を書きます。
S!T!A!R!ting / DRAMATIC STARS
ユニット曲。良すぎ。
ドラスタらしい元気な曲調で、でも真摯に背中を押してくれるような歌詞。初めて聴くけど、懐かしい感じがするのはなんでだろうね。
コントレイル=飛行機雲
翼が今までの経験を飛行機雲に例えてくれるの嬉しいな。歩んできた道のり、飛んできた軌跡。
こんな時期だけど、センターユニットの星たちが「START」を歌ってくれるのいいなあと思う。
アイドルたちが夢を諦めていないなら、プロデューサーが諦めるわけにはいかないので。
ビックニューウェーブいいぞ! 起こしたれ! と思ってたら急にこっちに手を伸ばしてくれたのでびっくりしました。行こうね。一緒に。
Beginning Tomorrow / 天道輝
アイマスの赤!
作詞:松井洋平
作曲・編曲:光増ハジメ
↑
こんなんずるすぎる。訴訟起こしたら勝てるかもしれない。ありがとうございます。
輝さんにとっての一番星の意味にちょっと触れられた気がする。
一位とかてっぺんとか、そういうことじゃなくて。どこにいても最初に目につく、顔を上げた人がまず見つけることのできる、そういう存在になりたいのかな。
明かりのない不安な夜に、光を求める人が顔を上げるための、その導になる一番星。
THE FIRST STARで、ひたすらになりたいと歌ってた存在が、輝さんのなかにどんな形で在ったのかを知れたのがとても嬉しいです。
太陽のような男だけど、時間がきたら沈んでしまう太陽と違って、彼の目指す星は昼も夜もずっとそこにあって。明るいときは見えなくなってしまうけど、暗くなってしまったときに見上げたら待ってたぜとばかりに光ってくれる。明るくなるまで一緒にいてくれる……。
ここ好き。
輝さんにとって夢は背負うものでも目指すものでもなくて、自分が飛ぶための力なんだろうな。
てるすき。
My Starry Song / 桜庭薫
烏滸がましくも薫Pを名乗らせていただくのですが、担当のソロ良すぎませんか?
インテリPとは思えない語彙で申し訳ないんですが、良すぎる。
かつて自分が大切なものを守れなかった夜に見守っていてくれた星があって、でも今は自分たちこそが一番眩い星だと信じられる。
薫さんの九年間を優しく肯定してくれるような歌詞だなあと嬉しくなりました。
きっと彼は長いこと一人で走ってきて、誰かと本気でぶつかり合うのだってこの舞台が初めてだったのだろうと思います。
薫さんが本当は優しい男なのはもう自明の事実なんですけど、こんなに素直に歌われると泣いてしまう。
スタセレにも似たような歌詞があって、これはどちらかというと、与えられた「前職を活かした歌割り」を素直に歌っている感じがしていて。
それを踏襲して、でも今回は薫さんが彼自身の言葉でこの歌詞を歌い上げてくれた気がする。
この主語が「僕ら」になったことに、ドラスタがデビューから積み上げてきたものが詰まっているんじゃないかな、と思ってまた泣いた。
スカイスケープノート / 柏木翼
スカイスケープとは空の景色、翼さんにとっての最高の景色。
ノートは「記録」? 「音」の方のノートかな。
自分の意思や必然で前職を退いた二人と違って、翼さんの理由は完全に偶然によるものだ、と言われているのを見たことがある。
あの日の天候さえ良ければ、きっと彼は今も夢を叶えたパイロットとして空を飛んでいたんだろうと。
それでも、アイドルになった今に希望を持っている、というのをすごく感じたソロ曲だった。
約束はドリーミングフライトでアイドルとして飛び立った翼さんが、こっちの景色も最高だよって教えてくれるような。
アニエム第三話「飛び立つ勇気」……
雷が苦手で、ステージライトの眩しい光で身体が固まってしまうほどのトラウマがあって。それでも、二人とアイドルを目指すと決めて、夢を手に再び飛び立った翼さんを思い出してしまう。
ドラスタを繋いだのはやっぱり空なんですよね。各々の夢が一度破れてしまったとき、それぞれが見上げていた空が繋がって、今ここに三人で立っている。
まとめ
旧ソロは「アイドルになって変わった自分」を歌っていた印象があって、それでいうと新ソロは「アイドルになるために変わった自分」みたいなものを感じました。
SideMのアイドルを語る上で外せない理由を含んだような歌詞もありつつ、旧ソロで表現していた「なりたいアイドル」に加えて、「どうしてそうなりたいのか」「アイドルになって何がしたいのか」というのを彼らから教えて貰えたなと勝手に思っています。嬉しい。
早く公式の歌詞を見て答え合わせをしたいです。見当違いなことを言っていたら笑ってください。
フルを震えて待ちましょう(あ今もギ)!
お粗末さまでした。
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