この眉毛がすごい!〜黛冬優子〜 2024年10月号
どうも生まれ変わったら黛冬優子の眉頭に寄るシワになりたいハルです。冬優子は表情が豊かなためかなりのハードワークが予想されますが、やれます。やらせてください。
それは一旦置いておいて、
「この眉毛がすごい!!〜黛冬優子〜2024年10月版」です。10月号です。こんなもん毎月やった方がいいですからね。
ということでさっそく私の偏見から選ばれた冬優子の眉毛たちを紹介していきたいと思います。
入賞
wing編 オーディション勝利後コミュ
こちらはプロデューサーに対してもふゆモード全開の時期の冬優子です。
眉間を頂点とし、なだらかな坂道を描く眉毛。あざとくたっていいじゃない!可愛いんだから!!
しかもこの眉毛、このセリフの後のダメ押しで見せてくれてますからね。常人なら狂うわ。
そしてトドメにニコニコの目と同じ角度のニコニコ眉毛。
かまぼこを想起させる美しい弧を描く眉毛、見てるだけで魚介の風味が口の中に広がってきました。
冬優子、醤油とってくれ。
王道ですがプロデューサーにも冬モード全開だった時期である wing編 オーディション勝利後コミュ
が入賞です!
入賞
wing編 準決勝前コミュ
こちらもwing編からの入賞です。
大舞台を前に強がる冬優子、各角度が30°60°90°の直角三角形の斜辺のような素晴らしい眉毛です。
3辺の比は1:2:√3だぞ、冬優子。
この眉毛の素晴らしいところはそれだけではありません。
次の瞬間には不安が溢れて震えを抑えるように腕を組む冬優子。
眉毛も先ほどとは打って変わってハの字になっています。
冬優子は健康的な脚から大腿四頭筋ばかり注目されていますが眉丘筋だってすごいんだからな!!
健康的な肉体から放たれる複雑な変化に富んだ眉毛。
160kmの球を投げるのに変化球投手でもあるダルビッシュと同じでしょう。
入賞
【starring F】(その一幕は、)
日本の建築物は諸外国の物と比べてアシンメトリーの物が多いとよく言われます。
またフラワーデザインに関しても西洋の華は全体のバランスを整えてシンメトリーに近づけようとする一方で、日本の生け花は自然の形を重視してあえてアシンメトリーにデザインすることがほとんどです。
眉毛で日本文化を象徴する女、黛冬優子。真の大和撫子と呼べる存在でしょう。
入賞
wing編 台本通りの茶番劇
自身の問題について感情をあらわにして声を荒げるこの場面。あさひやプロデューサーに対して怒りの感情を見せることはあっても、自分自身の問題についてはドライな感情で向き合う冬優子だと唯一と言ってもいい感情をあらわにするシーンですね。
具体性のない言葉で冬優子のことを否定したカメラマンから段々と自身へと怒りの矛先が変わっていくこの場面。
冬優子のアイドルに対する高い理想とそこから乖離している自分の性格に苦しんでいたことが痛いほど伝わってきます。
これを書いてて思いましたが冬優子のwingって冬優子の全てが詰まってますね。
久しぶりに読み返したら涙が止まらない…。
こんなにもアイドルへ強い思いを持っている冬優子に「三文ノワール」のコミュが待ってると思うと恐ろしくなってきます。
優秀賞
G.R.A.D編 ひとりじゃなくてふたり
ふゆ史上最高の角度。
眉間を中心に向かい合った2つの滑り台。
砂利を滑らせて大爆音を鳴らしたいものですね。
それはともかく密着取材について色々な心配をして、悪い言い方をすると冬優子のことを侮っていたプロデューサーが謝罪をするこの場面。
冬優子を語る上で欠かすことができない名言が登場するコミュでもあります。
冬優子は裏表がある性格なのではなく、両方とも表である。そうあろうとしている。
本当に素晴らしいキャラクターですよね。
同コミュ内のこちらの眉毛も素晴らしいです。
呆れや嬉しさや安堵、様々な感情が包括された眉毛。物語性に富んでいます。
冬優子の眉毛にだけ注目してnoteを書く人が現れてほしいものですね。
あ、俺か
最優秀賞
「ノンセンス・プロンプ」【周縁回帰】
憑き物が落ちたかのような晴れやかな眉毛。
この眉毛が現れて以来、この国では向こう数十年雨が振らなくなったそうな。
天保山のような微かな山型になっている口元も素晴らしい。
冬優子、一緒に海遊館に行こう。コツメカワウソのビジュくんが他のメスと同居を始めたらしいんだ。
アジェンダ283などでも登場し、三文ノワールで明確に描かれた「時の流れとともに消費されて忘れられていくこと」。
寂れていく遊園地の広報の仕事はそのことへの抗いであり、自身の抱える問題と重ね、複雑な心境が随所に描かれていました。
そしてノンセンス・プロンプ【周縁回帰】では広報の仕事をやれることは全部やった上で簡単ではないと答えた冬優子。
そして急停止した観覧車の中で
「いつかは止まるんだから、流れには勝てないのよ…なんだって」と続ける冬優子。
それに対して、永遠よりも長くこの観覧車へ想いを持っている職員の話をするプロデューサー。
詳細に語ると文字数がとんでもないことになるので省略しますが、「永遠であることを信じてプロデュースをするプロデューサー」と「永遠ではないと気づいているが嘘をついて理想の存在であり続ける冬優子」、この関係が本当に素晴らしい。
アイドルが時間とともに消費されていく話は現実だと避けようのないことであるからこそ、シャニマスでもいつかは描かれると思ってましたが、
嘘をついて理想の存在になった冬優子にこのテーマをぶつけるのは名采配すぎますよね。
少し話がそれましたが、「ノンセンス・プロンプ」【周縁回帰】の憑き物がとれた眉毛が最優秀賞です!
ということで「この眉毛がすごい!」〜黛冬優子〜 2024年10月号 でした!
え?これじゃ黛冬優子じゃなくて眉ずみ冬優子だって!?
えーと56してください。遺体は強火で焼いてください。