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社会的企業のための会計思考|会社のうつわをでかくするバックオフィス業務の学校開催します
これまで税理士として企業支援をしたり、単発のセミナーを開催したり、SOU-MU NIGHTなどの交流の場を開催してきましたが、この度新しく「学びを深める場」を開講することにしました。
そのあたりの想いを書いたので、是非ご覧いただきご参加ください!
01 MISSION:社会のうつわをでかくする
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アフターコロナや国際情勢、生成AIで激変する環境に適応するためには、会社が変わり続けなくてはなりません。
会社が変わり続けるためには会社を外に開き、多様な価値観と出会い会社をアップデートすること=会社のうつわをでかくすることが大事。うつわのでかい会社を増やし、社会のうつわをでかくする。それが私たちの取り組みです。
02 FOCUS:地域企業が抱える課題
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都市でも地方でも起業家育成の機会は増えました。しかし、会社内で働く人々のアップデートの機会はそれほど多くありません。
いくら起業家を育てても、事業の成長を支える右腕人材や、組織の仕組みを構築するバックオフィス人材が地域で育っていなければ、企業は人材を求めて都市部に移転してしまう。
バックオフィス人材を地域で育て、仕組みやノウハウを共有・醸成し、共創する環境を次世代に残していくことが地域の課題だと認識しています。
03 PROGRAM:バックオフィス業務の学校
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これまで私たちは社外の価値観と出会うための交流の場(SOU-MU部)等を数多く提供してきました。
その気づきを社内の変化につなげるためには、新たな知識や考え方が必要。
そのために共に学ぶ機会の提供をしたいと考え「会社のうつわをでかくするバックオフィス業務の学校」をはじめます。
04 WHY:なぜ社会的企業のための会計思考か
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社会課題を解決するような事業や社会課題を生まないための事業には、特有の難しさがあります。
社会をよりよくしたいという個人の強い想いと事業としての成長性。
これらは両輪として必要な要素ですが、どちらかに偏った考えから抜け出せない企業も多い。
市場がないところへの挑戦という意味では、新規事業やイノベーション創出においても同じです。
会計は企業活動から生み出す創造性を表現します。
事業をつくって次のステップに成長できるかどうかは会計思考の習得がカギを握ります。
会計で事業を構想し、伝えるための基礎的な考え方をまず身につけましょう。
05 WHAT:社会的企業のための会計思考と6つの到達目標
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1.社会的企業と会計 GOAL:社会的企業における会計の役割を知る
想いだけでは事業は続かない。しかし、想いがなければ創造性ある事業の軸をつくることができない。それがプログラム全体として伝えたいメッセージです。
会計は感情のない冷たいものではなく、自らの事業を表現する手段です。事業を会計の視点で考え伝えることがいかに企業において重要かを実感してもらうことが1つ目のゴールです。
2.会計思考力 GOAL:ダイナミックに会計をとらえる
会計は損益計算書を上から眺める静的なものではありません。どのように企業活動して価値を生み出していくのかを表現する動的なものです。なぜ会計を静的なものとしてとらえてしまうのか無意識の原因から掘り下げ、動的=ダイナミックに会計をとらえるための視点を身に着けることが2つめのゴールです。
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3.価値創造力 GOAL:生産性から付加価値を考える
自分たちが社会に必要だと考える事業は本当に社会から求められているのか。企業活動から生み出される価値を測る方法を知り、事業として成立するかどうかを考えましょう。
生産性を考える意味と使い方、適正な期間損益計算の理想と現実から「価値を考えるための会計」という視点を身に着けるのが3つめのゴールです。
4.事業構想力 GOAL:お金の流れから事業を構想する
いくら価値の高い事業でもお金がなくなれば終わりです。そのような企業をたくさん見てきたからこそ、お金の大事さを知ってほしい。事業立ち上げからどのように資金を集め、使い、価値を生み出していくか。資金繰り表を基礎として「キャッシュフローから事業を構想する」という視点を身に着けるのが4つめのゴールです。
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5.信頼力 GOAL:他者から信頼される事業に育てる
損益計算書で表されるのは瞬間的な価値創造力です。時間軸を加えた貸借対照表はこれまでの事業の成果から生まれた信頼力を示します。
その信頼力を生かしていかにして他者の力を借り、どのように事業を成長させるか。
生産性と債務償還年数を基礎として「他者の力を借りるための会計」という視点を身に着けるのが5つめのゴールです。
6.事業継続力 GOAL:事業のライフサイクルをつかむ
事業が軌道にのって成長しても、そのまま変化せず永続するということはありえません。うまくいっているときほどその環境変化の兆しをつかみ、次の事業の種に投資し続けることが事業継続には重要です。会計指標を基礎として「事業のライフサイクルをつかむための会計」という視点を身に着けるのが6つ目のゴールです。
06 HOW:プログラムの進め方
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4回のプログラムでインプット、アウトプット、プログラム間の課題、ケーススタディを通じて会計思考を身に着けていきます。
4回のプログラム終了後にフォローアップの機会を設けていますので、学んだあとに実践する中で新たに疑問に思うことを解消することができます。
07 RECOMMEND:参加をおすすめする方
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・社会起業家・社会起業を検討している方
・10名以下の企業を支える経営企画担当者・バックオフィス担当者
・これから経理に携わる方で、まず考え方を学びたい方
・社会課題解決に関する新規事業やプロジェクトの担当者
・社会起業に関心がある学生
バックオフィス業務の学校ですが、このプログラムはぜひ起業家も身に着けてほしい考え方です。
08 MENTOR:講師紹介
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今回は私が担当します!これまで税理士、中小企業診断士として企業を会計面から支援してきたこと、SILKのコーディネーターとして社会的企業の支援を重ねてきたことから、社会的企業のための会計思考についてお伝えします。
今後バックオフィス業務に関連する内容について他の方も参画していただきプログラムをつくっていく予定です。
09 SCHEDULE :開催予定
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オンライン開催:zoom
DAY1:7月4日(火)15時-16時半
DAY2:7月11日(火) 15時-16時半
DAY3:7月18日(火) 15時-16時半
DAY4:7月25日(火) 15時-16時半
フォローアップ
定員:15名程度
申込締切:6月30日(金)
▼税込価格(銀行振込)
一般:44,000円 学生:4,400円
※学生価格は限定3名となりますのでお申込み時に確認ください。
京都開催:京都経済センター
DAY1:8月3日(木)13時-14時半
DAY2:8月3日(木)15時-16時半
DAY3:8月17日(木) 13時-14時半
DAY4:8月17日(木) 15時-16時半
※対面は1日2講座×2日間で行います
8月3日は17時-19時頃で懇親会を予定しています(懇親会実費)
フォローアップ
定員:10名程度
申込締切:7月26日(水)
▼税込価格(銀行振込)
一般:55,000円 学生:5,500円
※学生価格は限定2名となりますのでお申込み時に確認ください。
10 Q&A:よくある質問
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Q会計に関する知識は全くありませんが、理解できるでしょうか?
A.以下の話が少しでも分かっていると理解が早いと思いますが、プログラム期間中や終了後に学んだとしても問題ありません。反対に、このあたりの内容を丁寧には教えませんので、会計に興味を持てばyoutubeや会計入門書、簿記3級で学ぶことをお勧めします。
・借方貸方の概念 ・貸借対照表や損益計算書の構成 ・各種勘定科目の名称
Q欠席した場合のフォローはありますか?
A.順番に積み上げていく内容になるため原則すべてに参加することをお勧めしますが、やむを得ず欠席される場合は動画の提供をさせていただきます。
11 ENTRY:申し込みについて
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各申込期限までにフォームからお申込み頂ければ折り返しメールにてご連絡致します。
12 COMPANY:株式会社でかいうつわ
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▼プログラム運営
株式会社でかいうつわ
税理士法人田中経営会計事務所
田中慎中小企業診断士事務所
▼スライド資料はこちら
今回、より多くの人に会計思考の重要さを知ってもらいたいと考えました。また、社会的企業特有の事業の難しさを知っていただくことで、自らの事業にも役に立ててもらいたいとも思います。
みなさんと一緒に学んでいく場にしたいと考えていますので、ご参加お待ちしています!
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