ワクワクを阻むものは何か
バックオフィスに関わるSOU-MUプロジェクトについて90分の講演を依頼していただいたので、資料をつくっている。
30分くらいなら勢いでなんとかなるものの、90分となるとある程度構成を考えないと退屈する。聞く方も話す方も退屈。
バックオフィスに関しては多くの場合の問題の一つとして、バックオフィスの人たちが仕事に対してワクワクできていない。主体的にとりくめていないということがある。
根本的な原因の一つは、世の中を見る姿勢にある。
Fixed Mindset:よく見せたい、評価を落とす失敗を恐れる、他者の評価を大切にする、失敗はあやまち、自分の「能力」が足りない
Growth Mindset:よくなりたい、好奇心・成長できるならやる、自分の評価を大切にする、失敗は成長機会、自分の「努力」が足りない
これらは生まれつきではなく、成長するにつれていずれかのMindsetで世の中を見るようになり、それが唯一の価値観と信じるようになる。
そして、Fixed MindsetとGrowth Mindsetは、中学生を境に分かれるようになるという調査結果がある。成績づけを通して、他者との評価を通じて自分を見るようになる。
この話を聞いたとき、バックオフィスの満点主義の環境もFixed Mindsetを生み出す原因となっているのではないかと感じた。仕事に対するワクワクを阻害しているのは、満点主義の環境であり、自分自身の世の中の見方となっていないか。そうであるならば、環境を意識し、構造を変えることでワクワク働けるようになるのだと思っている。
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