バックオフィスの数字に現れない価値を大切にする
昨日は"SOU-MU"プロジェクトに関心を持ってくれた方、力を貸してもらいたい方に集まってもらいミーティング。
場所は「はたらくデザイン事業部」が素敵な㈱おいかぜさんの「おいかぜcube」をお借りしています。
集まったのは、10人から80人に成長中の企業を支える総務の方、20代の若きバックオフィス担当の方、総務・経理歴45年!の総務の方、バックオフィスの大切さを理解する経営者、大企業の開発購買を担当していた方。SILKからは、SILK創設時からバックオフィスを担当する川勝チーフコンシェルジュ、プロジェクトデザインといえばの前田コーディネーター、そして私。
20代から70代までの男女で、バックオフィスについて話し合う。みんなからバックオフィスについて感じていることを聴くと面白い。
・そういえば「正しい仕事の仕方」を知ってるかって言われるとドキッとする。
・もっといいやり方があるのかもしれないけれど、そうした情報になかなか触れられない。
・自社のバックオフィスについて、どこまで話していいのか分からない。
・バックオフィスの大事さを理解できていない経営者が多い。
・数字に現れない価値を大事にする会社がこれからは大切。
やまない話の続きは、焼肉食べながら。おそらく、こういう場にこそなかなかバックオフィス担当の方は出会えなくてモヤモヤしているのだろう。だから、ただそうした話ができる場をつくりだすことから始めようと思う。
ふと振り返りながら、本当にバックオフィスの価値は数字に現れないのかなと疑問に思った。ただ単に多くの中小企業で測定できていないだけじゃないか。
多分、生産性の向上をKPI設定するのも違う。
むしろ、ソーシャルインパクトの測定と同じ課題かもしれない。
「社会課題を解決するためのビジネスをしています」といっても、全てのビジネスは、何かしらの社会課題を解決している。ただ、それが部分的なのか、新たに別の社会課題を生み出しているのかもしれない。
そこで、それぞれのビジネスが提供するサービスの先で、どのように社会がより良くなったのかをロジックと数値で測定することが必要。
僕が今年勉強するテーマは、そうしたソーシャルインパクトの測定。きっとそれはバックオフィスに関しても応用できるはず。