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圧倒的な成長スピードで進化しつづける。会社とともにさらなる高みを目指す、信和建設 工事部

土地・建物に関わるすべてをグループ内で完結させ、トータルプロデュースを行う信和グループ。1892年の創業時より、お客様が100年先も快適で豊かな暮らしを実現できるよう努めてきました。

そんな安心安全な建築物の基盤を支えているのが、現場管理を担う「信和建設 工事部」です。

今回は藁科 健志と東久保 駿にインタビュー。

一般的に「所長は10年以上の経験を積んでから」と言われるなか、入社5、6年目で早くも所長のポジションで活躍している2人。これまでにどのような過程を経て、日々の業務にあたっているのでしょうか。

信和建設 工事部の仕事のやりがいから入社してからの成長過程、必要なマインドなどを幅広く聞きました。

【プロフィール👥】

藁科 健志(トップ写真・右)
信和建設 工事部 2014年中途入社
東久保 駿(トップ写真・左)
信和建設 工事部 2017年新卒入社

若手から裁量が大きい仕事を任せてもらえる職場環境

——まずは、数ある会社の中で信和建設を選んだ理由を教えてください。

藁科:業界ではなく、会社で選びましたね。私は他の方と少し動機が違っていて…父が信和建設に勤めていたこともあり、幼少期から馴染みのある会社だったんです。

ある日、自宅に帰ると、机の上に前田社長(代表取締役社長・前田 裕幸)から父に宛てた手紙が置いてあって。そこには「消費税が増税されたので、その分給料をプラスでお支払いします。いつもついてきてくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と書かれていました。

従業員に対する感謝と配慮を目の当たりにして、「自分もこんな社長がいる企業で仕事したい」と強く思い、父の反対を押し切ってすぐに応募しました。

東久保:そんな経緯が…! 私は専門学校の先生から提案してもらった会社のひとつが信和建設でした。

企業訪問をした際に、入口でみなさんが立って挨拶をしてくださったのがとても印象に残っていて。部長や役員の方々と話しているなかでも「本当に働きやすそうだな」と感じて入社を決めました。

——おふたりとも信和の「人」に惹かれて入社されたんですね。信和建設 工事部ではどのような業務を担当していますか?

藁科:工事部の主な業務は、「安全」「工程」「品質」「予算」の4つの観点から現場管理を行うことです。

更地の状態から定められた工期通りに建設を進められるように、各現場で業者とやり取りをしながら日々業務にあたっています。

——入社してからどのように現場に慣れていきましたか?

東久保:先ほどの「安全」「工程」「品質」「予算」において、まずは予算以外のすべてを担当できる状態を目指していきます。1〜2年目は研修や現場見学をしながら、安全を中心に業務を習得。慣れてきたら工程、品質と業務の幅を広げていきましたね。

工事部のキャリアとしては、係長、次席、所長、統括所長、部長といった序列になっていて、私の場合は3年目くらいから、次席として現場を3つほど持たせてもらいました。

前回は藁科さんと同じプロジェクトに参加させていただき、初の所長業務を経験。現在は現場所長として、1つのプロジェクトを遂行すべく日々奔走しています。

藁科:他社だと所長になるのに約10年かかるのが普通なので、6年目にして現場所長を務めるってかなり早い昇格だよね。

東久保:そうですね。でも藁科さんはもっと早い!

藁科:私は入社して2年目で初めて現場管理をしてから、3年目で次席、5年目から現場所長を担当させてもらいました。今は自分の現場を管理しながら、部下の現場も4つほど管理しています。

信和建設はしっかり成果を評価してくれるので、成長意欲を持って働ける人には若手から裁量権ある仕事を任せてもらえます。社内には入社2年目にして社長特別賞を受賞しているメンバーもいるほどです。

——若手から活躍できる環境があるんですね。実際に働いてみて、入社前後でギャップはありましたか?

藁科:正直まったくなかったです。あったとしても、ギャップに感じた部分は上長に提案し、新しく変えていけるような環境だと感じています。

東久保:同感です。ただ、いざ働きはじめると「想像してた過酷さとは違うな」と。信和は週休2日制で、残業時間削減に向けても積極的に取り組んでいます。業務が大変であることは間違いありませんが、非常にワークライフバランスは取りやすいですね。

設計図通りに完成するのはごく稀。臨機応変さが求められる工事部

——ずばり、工事部の仕事のやりがいとは何でしょう?

藁科:やはり更地の状態から、建物が完成するまで見届けられることですね。

工事が進むにつれて少しずつ外部の足場がなくなっていく瞬間。それまで見えなかった建物の姿が現れたときには、なんともいえない感動があります。

東久保:わかります! 建築物が完成する=自分が主導になって動かした現場が地図上に残るということなので、とてもやりがいを感じますね。

東久保:もちろん、そのやりがいを感じるまでにはたくさんの苦労もあるのも事実で…。

最初は何百枚という設計図を預かるのですが、それを職人さんへ指示出しするために1枚の施工図にまとめ上げるんです。作成にはとても時間がかかりますし、紙である設計図を頭の中で立体的にイメージするのが難しい。

藁科:机上では「このサイズならここにきちんと納まる」となっていても、実際に工事を進めていくと平面図通りにはいかないことも多々あるよね。

地面を掘っていたら、地中に前の建築物のコンクリートの塊やガラスなどの障害物が隠れていることもありますし、敷地条件によっては足場が組みにくいところもある。現場によって条件が違うので、前の現場での施策が次に100%活かせるわけではないんですよね。

ただ、そうやってスケジュール通りにならないときこそ、工事部の仕事が試されているのかなと。

予想もできなかったトラブルが起きたときに、それをどう解決して、定められた工期に間に合わせるか。どれだけ冷静かつ臨機応変に対応できるかが、工事部の仕事の難しさでもあり、やりがいでもあります。

——その判断力を養うには、経験と試行錯誤の数に加えて「いかに自ら学ぶか」も大事ですよね。

藁科:たしかに、まわりを見てみると、自己成長に意欲的な人ほど活躍している印象です。

私の場合は、自分より工事に関する知識が豊富な人に出会うと「悔しい!」と感じるので、それが日々勉強するモチベーションになっています。

東久保:私は勉強が苦手なので…現場でやりながら覚えることを意識してます。

日々失敗だらけなので、都度その原因を追求する。そして次の現場では同じ失敗をしないように、準備段階から対策を練る。もともと早く独り立ちしたい欲が強いタイプなので、まずはやってみて、その都度修正をしながらここまできました。

これからも新メンバーが安心して働ける仕組みづくりを

——藁科さんは、東久保が入社されたときから先輩として成長を見てこられたと思います。印象に変化はありましたか?

藁科:初めて会ったときも今も変わらず、オールラウンダーだと感じます。何でも器用にこなせるタイプ。

工事部にはそれぞれの現場ごとにあった対応が求められますし、予算と工期を順守するには業者の方々とも密にコミュニケーションを取る必要があります。

でも「このままでは工期に間に合わないかもしれない」といった察知力や、現場を円滑に進めるための温度感は机上では学べないことなんですよね。東久保さんは、そういった工事部に必要な「教わることができない独特な感覚」を吸収する力に長けているなと。

東久保:照れますね…(笑)。

藁科さんは勉強会を主催したり、スキルマップを導入したりとリーダーシップを持って若手の育成にも注力してくださっていて、私にとっての成長モデルです。

——スキルマップ…?

藁科:所長になるためのロードマップみたいなものですね。入社後はマナーや専門知識の習得に始まり、学習を進めるごとにC→B→Aと進んでいく仕組みになっています。難易度が上がるにつれて加点も大きくなり、最終的に「80点以上で所長」となります。

東久保:私も使用していたんですが、かなり細かく学習内容が記載されているので、「何をすればいいのかわからない…」と悩むことはなかったですね。新メンバーの方にとっても、そのあたりは安心してご入社いただけるのかなと。

あとはやるかやらないかだけ。意欲さえあれば必ず所長を目指せる仕組みになっています。

藁科さんのように「入社5年目で所長」という目標はかなわなかったものの、私もスキルマップのおかげで1級建築施工管理技士の資格も取得し、今年(2023年)ついに所長になれました。

藁科:実は彼、同期の中で最初に所長になったんですよ。入社時は正直、他のメンバーのほうが資格を持っていたりと即戦力があったんですが…気がつけば東久保さんがどんどん追いついてきて。

とにかくPDCAをまわして、貪欲に学ぶ姿勢が今の成長につながっているんだと思います。同期メンバーも彼に刺激を受けて、みんなで切磋琢磨していて非常に良い関係性だなと。

藁科:東久保さんみたいに「仕事を逆算できるタイプ」は圧倒的に成長スピードが早いですね。

5年目に所長になると決めたら、4年目、3年目に何をすべきか明確にする。目の前に必死になるのも大事ですが、目標達成のために計画性をもって仕事できる人が工事部に向いていると感じます。

東久保:恐れ多いです(笑)。

個人的には、わからないことをわからないままにしているのはもったいないなと。入社したときって「何がわからないかが自分でもわからない」状況ばかりだと思うんです。

今振り返ってみると、そんな状態で質問しても許されるのが入社2年目までだから、その時間を有意義に使うことが成長につながると感じますね。

——逆算思考で知識欲が豊富な人。新たに入社してくれるメンバーに期待ですね! 最後に、今後の展望を聞かせてください。

東久保:直近では、今現場所長として担当している現場の「安全」「工程」「品質」「予算」のすべてを達成することです。

そこから現場所長としての経験を重ねて、ゆくゆくは副統括所長のポジションを目指していきたいなと。上を目指してまだまだ成長していきたいです。

藁科:マネジメントの観点からいうと、目配り、気配り、心配りができるリーダーになることです。日々変わっていく状況をいち早く察知して、事前に気がついてあげられる存在になりたいですね。

また、プレーヤーの観点からいうと、街のランドマークタワーになるような物件を施工して、街自体を活性化させていきたいと思います。

そのためにも引き続き、若手の方が安心して学び、活躍してもらえる環境を整えていきたます!


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