中小建設業のDX
新和組の取組み ~LINEWORKSの導入~
今年はDX研修の多い年でした。
DXと聞くとハードルが高いと感じていましたが、とある研修で中小企業のDX化の第一歩は「クラウド化」と習って以来、少しずつクラウドツールを取り入れています。
DX本来の「デジタルデータ、デジタル技術を活用して、ビジネスモデルや企業文化・風土を変革し競争上の優位性を確立する」という所は遠い目標です。
はじめは「クラウド化」の利便性を全従業員に知ってもらいデジタル技術に慣れていってもらおうと考えております。
社員数60名ほどの当社がどのようにしてDXを推進しているかご紹介しようと思います。
まず当社が取り入れたのはLINEに替わる社内連絡ツールであるLINEWORKSでした。
初めはLINEで社内グループを作って従業員の個人IDで参加してもらっていましたが、個人IDで会社のLINEグループに参加することに抵抗のある人もおり全従業員に一斉連絡するという目的は果たせない状態でした。
そんな時、いろいろとネット検索しているとLINEWORKSのことを知りました。LINEWORKSのはジネス版のLINEと言われ、LINEが個々をつなげるSNSツールだとすると、LINEWORKSは社内の管理者がメンバー(社員)の追加やグループの作成管理を行えるということで探していた条件に合致するものでした。
LINEWORKS ここが便利!
1.トーク
LINEと同じような画面構成でトーク(チャット)を行えるのでちょっとした業務連絡をテキストや画像で確認できて便利です。
2.グループトーク
これもLINEと同じような画面構成でトーク(チャット)を行え現場単位や瞬間的なトピック単位でグループを作って、グループ内でコミュニケーションできる所が便利です。
3.掲示板
総務部からの全社行事や業務通達をPDFで作成し、掲示板に添付して投稿すると、県外出張者や東南アジア出張者など全社員に一斉配信できる所がとても便利です。
県外や海外で働く社員、現場へ直行直帰する社員がほとんどの当社にとって連絡業務が大幅に効率化しました。
クラウド上に保存した動画リンクを本文に付加すれば動画情報の共有も容易です。
4.アンケート
全社員を対象に一斉に行いたいアンケートや行事への出欠確認をするときに便利です。
アンケート集計結果は自動的にグラフ化され、データはcsv形式でダウンロード可能。最近は忘年会の出欠確認で使いました。
5.その他
他にもカレンダー共有や、タスク管理も使えます。
グーグルカレンダーや紙の手帳など社内でもバラバラなスケジュール管理方法の会社さんはLINEWORKSに統一すると生産性が向上すると思います。
まとめ
●新和組のDX初期段階は「クラウド化」
●社内SNSはLINEよりもLINEWORKSで公私混同を解決
●LINEWORKSのトーク、掲示板機能は業務連絡に便利
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