[GP優勝]赤単ビートジョッキー
はじめに
GPで3人でシェアして
いっぺこ 優勝(18-1)
しんつ、 ベスト128(7-3)
SubMaR! (2-3)
優勝者ではありませんが主な調整は私が行ったので私が書かせて頂きます。
既存のアーキタイプなので採用理由よりはプレイングを中心に記述します。
以下、常体。
デッキ選択理由
メタ予想→サガ、アナカラー、5c(前回のGPで5cが多く上位にいたので)
これらに有利の付くデッキとして赤単を選択した。
4c邪王門だけが懸念点だが、GPレベルであれば上位卓まで残る上手い人が少ないと考えた事、上位プレイヤーは最強位決定戦の結果から使用者が少ないだろうと考えて予選で1回当たるだけなら許せるとして割り切った。
問題は赤単の中でどの型を選ぶのかであり
・テスタこたつ
・テスタ武
・ビートジョッキー(バルガ抜きバルガ)
・バルガ
の4択。
雑多環境であるGPにおいてリソースと過剰打点でトリガーケアをしやすく予選9回戦の長丁場で事故らない物を選択する必要があると考えビートジョッキーを選択した。
リスト
世間的にはウサブレラが3にされがちだがサガループとアナオービーに抗うためのコンセプトであるため4とし、クミタテはチュチュもダチッコも引けていない時の大型クリーチャーの軽減として使うカードであると考え、3とした。
このデッキのクミタテは本当にハンドが弱い時、またはハンドの枚数がとても多く抱える余裕がある時にしか使わない。
赤い稲妻テスタロッサなどの他種族のメタカードも考えたがパイセンで回収出来ないカードを8枚にする事が安定感の低下に繋がるため不採用とした。
基本的なハンドキープと立ち回り
初手はチュチュ、ダチッコ、クミタテのどれかは確実に1枚は残すようにする。
次に残すべきはウサブレラ、こたつのメタカード(後攻で対面が分かっている時は埋めても良い)とカンゴクパイセンのリソースカード、そしてガガガ、バッドの大型。これらは他のカードの噛み合い次第で埋める場合がある。
例えば、こたつを出したとしても赤単に勝てないであろうハンドの時はこたつは埋める。リソースカードが無いかつコストの低いクリーチャーが少なく、恐らくバッドを出せないハンドである時はバッドを埋める。また、チュチュを複数引いている時は軽減を利用してマナチャージをスキップする事でハンドを確保する事が出来るので軽減対象でないカンゴクを埋める事もある。
相手のマナ置きからサガならウサブレラと「敬虔なる警官」の召喚ロックに引っかからない3コスト以上のクリーチャーを、アナカラーならソンクンを、赤単やキラスターならこたつを抱える事を意識しながらキルを目指していく。
カードの使用用途
クミタテ・チュリス(クミタテ)
基本的な使い方はチュチュ、ダチッコ以降の9枚目以降の大型の軽減クリーチャー。
1ターン目に殆ど出さないが赤単対面で後手の場合やアナカラー対面でハンドにリソースカードを引いている後手では出す。
盤面が一気に吹き飛ぶトリガーがある対面にはシビルカウント3が切れると殴り辛くなってしまうので早めに殴る。
ハンドが無く、自身の盤面がソンクンを含む4体以上いてラッカキラスターやアナオービー等に盤面の圧を掛け合っている状態には、アタック時に捨てる効果を先に使用してクミタテを破壊した後にシビルカウント3でドローをしてソンクンの破壊効果を使うと寝ている的を作らずにアドバンテージを取れる。
こたつむり(こたつ)
赤単、ラッカキラスターへのメタカードでありながら、アナカラーに対してのclimaxジャオウガでの即死を防ぐ2打点として扱うカード。
チュチュ下で1コストなのが強い。
赤単対面にこたつを進化元にしてガガガを出して2点だけ行く事でアンタップ状態のこたつを残しながら盾を2点割る事が出来、次のターンに2点になっているこたつを用意するプレイングがある。
一番隊 チュチュリス(チュチュ)
2ターン目に出して基本的に1番強いカード。
カンゴク、パイセンを引けていなくてもチュチュさえあればマナチャージをスキップする事でリソースを確保出来る。しかし、こたつが2打点にならなくなるのでチュチュを複数枚引けているからと言ってリソース札をマナに埋めていい訳ではないので注意。
サガ対面では「敬虔なる警官」で戻された時のディスアドバンテージの観点から2ターン目はカンゴクを出した方が有利になる事が多い。
ダチッコ・チュリス(ダチッコ)
ソンクン、バッドとの噛み合いが良いカードで一概にチュチュに劣る訳ではない。
アナカラー対面では3ターン目に2コスダチッコ1コスパイセンで盤面を広げて4ターン目のソンクンのバリューをあげるシーンが多い。
カンゴク入道(カンゴク)
このデッキの安定感を作っているカード。
ビートジョッキーのサポートを一切受けられない為2枚目以降を抱える旨みは殆どない。
鬼タイムでパワーが上がることで九番目の旧王の破壊範囲から逃れる事ができるのでアナカラーに殴る時のキーカードになる。
サガ対面でウサブレラを引けてない際には積極的にプレイして探しに行く。
ラッカキラスターやアナオービーに後手を取っている時に安易に出すと小型が睨み合っている間に盾回収が進んでしまい殴り切る前に相手のジャスキルが揃ってしまうので3ターン目以降や極楽鳥などでマナが伸びている際には出してはいけない。
パイセン・チュリス(パイセン)
ゴゴゴしか勝ち筋が無い時には敢えて0回収をする事がある。
墓地が肥えていくので武が入っている様な対面に対しては本当に出しても大丈夫なのかを考えてから出す。
U・S・A・BRELLA(ウサブレラ)
サガとアナオービーに対するメタがメインであるが、九番目の旧王で焼かれないラインであり、青魔の呪文トリガーにも一切選ばれない等の詰めの手段としても使うカード。
Disジルコンが手札以外から出なくなる事もアナカラーへの勝率を上げる要因となる。
烈火大聖 ソンクン(ソンクン)
アナカラー、ビート、ブロッカー付与系のトリガー、ラス盾GSのケアに使うカード。
このカードを出すだけで自分の小型は簡単に殴り返されなくなるし全体破壊もされづらくなる。
キャディビートルを出されたら大型を出すためにアタック時に破壊したくなるが、わざわざ出さずとも勝てるし、むしろ相手のマナが伸びて危険になる事が多いので基本は破壊しなくて良い。
クミタテの自壊効果、ガガガの自壊効果、バッドのターン終了時の破壊効果にも反応するため忘れないように注意。
ラッカキラスターを出されると相手の4コスにもブロッカーが付与されて破壊範囲に入るので奇天烈シャッフを破壊する事が出来る。
我我我ガイアール・ブランド(ガガガ)
アナカラー等のGS山に対してチュチュとリソースが引けている際に2tチュチュ3tパイセンガガガで4点入れて次のターンにもう一回大型を出す2段階攻撃をする時がある。
軽減クリーチャーを引けている際には複数枚抱えても良いが引けてない場合はバッドの方が一緒に出しやすい。
また、GS山に対しては2枚目のガガガよりはバッドを優先する。
“罰怒”ブランド(バッド)
その子供、可憐につきのタップイン効果を受けない為ラッカキラスターに対してはこちらの方がキープするバリューが高い。
BADは場に出ていなくても召喚宣言をした際にターン終了時の破壊効果は決まる為キャディビートルを逆利用してマナを伸ばす際には気をつける事。
“轟轟轟”ブランド(ゴゴゴ)
煌ノ裁徒 ダイヤモン星がいる状態でも0コストで出せる為キラスター対面で強い。
アナカラーに対してはキルが無い時に出してしまうと流星のガイアッシュカイザーでカウンターされてしまう為ハンドがゴゴゴだけだったとしても出すかは考えた方が良い。
各種対面への動き方
青黒サガ
微有利
キーカード ウサブレラ
ウサブレラを出してトリガーを見ながら殴るプランを考えていく。
一番踏んでまずいトリガーは7777777、2と3が多いデッキなので意識しながら殴っていく。
ソンクンは殆ど使わないので埋めて良い。
カンゴクは出して良い。
チュチュを出しているからといってマナチャージスキップしてハンドもふんだんに使っていると絶望と反魂と滅殺の決断等での面処理で負けてしまう。
GSは基本的に無いのでガガガが強い。
「敬虔なる警官」の2コスト以下の召喚ロックでキルターンを遅延されながら超神星DOOM・ドラゲリオンからの禁断竜王 Vol-Val-8をされるのが負け筋であるので手札に3コスト以上をある程度持っておいた方が良い。
アナオービー
微有利
キーカード ウサブレラ ソンクン
先2t極楽鳥をされたらカンゴクを絶対に出してはいけない。相手の横展開+盾回収で負ける。
ウサブレラでキユリのASMラジオを牽制しながらソンクンで盤面を荒らして戦っていく。
相手が∞龍 ゲンムエンペラーを出そうとするプランを取ってきたら、こちらは全力で横に面を並べて∞龍 ゲンムエンペラーを出してくるなら面で殴り殺す意志を見せる。
ラッカキラスター
微有利
キーカード ソンクン こたつ
ソンクンで盤面の取り合いをしながら戦う。
パイセンであんまり墓地にカードを溜めるとコッコ・武・ルピアで盤面を荒らし続けられるので注意。
手札と相談しながらメタクリを何か1つ割り切って強い動きを目指すと良い。
カンゴクは相手の動きを見ながら自分のキルが通りそうなら出すしキルを揃える前に動きが止まりそうなら出さない。
こたつとソンクンを並べる事でエヴォルピアからの「正義星帝」 <鬼羅.Star>でのアタックが盤面に対する殴り返ししか出来なくなる為キラスターから出してきたメタクリをソンクン効果で破壊する事が出来る。
しかし、TTTのタップ能力によってソンクンを出す前にこたつを処理されてしまう可能性があるので注意。
アナハン(秩序)
微有利
キーカード チュチュ カンゴク パイセン
秩序の意志の2枚目を割り切りながら詰めていく。
後続にSAor低コスト+大型を抱えながら2段階攻撃を取るのが丸い。
先2チュチュを樹界の守護車 アイオン・ユピテルで取られると雲行きが怪しくなる。
ウサブレラは余裕があるなら出すし無ければ埋めて良い。
メタジャオウガ
有利
キーカード ソンクン こたつ
キャディビートルは基本的に無視しながらソンクンでシールドに突っ込む。キャディビートルを破壊したせいでマナが伸びて返しに終末王秘伝オリジナルフィナーレのような動きの方がよっぽどキツい。
面展開が強いのでダチッコ+〇〇をよくする。
闇参謀グラン・ギニョールを踏んだせいで狂うパターンがよくあるので本当に刻んでいいのかを吟味しながら殴っていく。
相手がムゲンクライムで闇参謀グラン・ギニョールを出してリソースゲームを狙ってきた場合には闇参謀グラン・ギニョールのみを場に残して他の小型をソンクンで一掃する。
主な負け筋は母なる星域からのclimaxジャオウガなのでこたつでケア出来そうな殴り方をするといい。
アナジウォッチ
有利
キーカード ソンクン
基本はメタジャオウガと同じでキャディビートルを無視しながらゲームをしていくがこちらには闇参謀グラン・ギニョールがあまり入っていないので更にガンガン突っ込んで良い。
九番目の旧王はソンクンを出していればあまり意味が無く、テック団の波壊Go!は踏んでも手札に返ってくるだけなので次のターンに再び再展開をすれば問題ない。(その返しのタイミングで流星のガイアッシュカイザーがあると負け)
相手がブーストを失敗しているなら2段階攻撃でマナが伸びる前に盾を詰めるのもあり。
4c邪王門
無理
キーカード ガガガ
無理。
リソースに余裕があるなら出来るだけ打点溜め、無いならトリガー割り切りで盾全部割ってエンド、次のターンにガガガでダイレクト。
ダイレクトアタックするのは必ずガガガで。
テスタこたつ赤単
不利
キーカード こたつ ソンクン
こたつ出てきたらまず負け。
基本的には通常の赤単ミラーと同じで6点作ってGO。
ハンド次第でソンクンで盤面荒らしにいく。
テスタ武赤単
有利
キーカード こたつ ソンクン
面処理に躍起になってコッコ・武・ルピアに面を荒らされることだけが悪手なのでそれに気をつければこたつの入っているこちらの方に分がある。
フォース赤単
有利
キーカード こたつ ソンクン
ソンクンでボルシャックフォースドラゴンを破壊出来る。
チュチュやこたつはフォースで破壊されるので出してあるからで慢心すると狂うのである程度は破壊されるものとして行動する。
赤単ビートジョッキー(ミラー)
5分
キーカード こたつ ソンクン
基本的に先攻有利の先に走ったもの勝ちだがお互いにこたつを投げ合うとソンクンを使った盤面の取り合いになる。
こたつの投げ合いになった際にソンクン効果をバッドのBADで起動して相手の盤面を荒らすことがある。
赤緑ギャラクシー
微有利
キーカード ソンクン
逆悪襲ブランド出てくるとキツいのでひたすら盾割って相手のハンドを増やしていく。
GSが多過ぎるのでGSケアをしながら盾は詰めていく、みんな一緒に応援してねのケアまでしてる余裕は殆どないので割り切り。
半分の試合はソンクンで盤面の取り合いになる。
アナテラス
微有利
キーカード ソンクン ウサブレラ
ソンクンで青黒を含むクリーチャーを破壊しながら盾を詰めていく。(破壊しないとブレインスラッシュ1枚を踏んだだけで負けてしまう)
マナクライシスでこたつの打点が減る時があるので注意。
基本的に九番目の旧王をソンクンやパワーラインの高いウサブレラでケアしながらアナジウォッチと同じ要領で詰めていく。
大地門ライフゲート、得波!ウェイブMAX等、トリガーの種類が多過ぎてケアが難しい。
白単
不利
キーカード ソンクン
2割対面。
煌ノ裁徒 ダイヤモン星が鬼のようにキツい。
面を作りながらソンクンで相手の面を荒らしていく。
煌ノ裁徒 ダイヤモン星さえいなければドラン・ゴルギーニのフリーズケアでガガガを使って起こせるので余裕があれば抱えておく(奇石ミクセル下でも可能)。
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