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命ちゃん成長日記 ジャンプ私にも出来るもん

 みこちゃんの体調もゆっくりと睡眠をとることで回復した。

 いま彼女の興味は、黒猫ちゃん達の様に飛び回ること。何とか自分もその動きについていこうと悪戦苦闘中。リハビリと思い自由にやらせる、烈風隊の諸君も加減については つきママから言及されているようなので彼らにお任せ。

 最初は地面を走り回っていた黒ちゃん達だが、そのうち本棚や机に舞台が変わる。黒ちゃんたち二人が高いところに苦も無くジャンプ。それを見たみこちゃんは一気にお兄ちゃんたちの事をリスペクト。

 だいぶ良くなってきたとはいえ、まだ満足に走れない。そんな彼女がお兄ちゃんたちの真似をして、ジャンプする。5センチ位 体浮いた。何故お兄ちゃんたちの様にジャンプできないのか、納得いかないみこちゃん。

 レン君たちは高所から、「早くここまであがっきな。」と言わんばかりの顔。チビ姫も頑張る。だが全然ダメ。

 負けず嫌いなのか飼い主に似たのか、全然あきらめない。

 しまいに飛びつかれたのか、着地と同時に寝落ちした。心配したつきママが慌てて彼女のもとにいく。ただ疲れて寝ているのが判ると、そっと添い寝をしていた。

 2・3日暇さえあればジャンプの練習をしているみこちゃん。筋力もついてきたのか、とうとう本棚の下から1段目をクリア。チョット腕の力も使ったけど。

 本人は「私だってジャンプ出来るもん。」と言わんばかりに大きな声で鳴いた。みんな彼女のもとに寄ってきて、「よくやった」と言わんばかりに舐めまわす。

 少しづつではあるが、四肢もよくなってきている。烈風隊に入隊できる日は近いかもしれいない。下僕としては入隊はご遠慮していただきたいのですが。彼女の意思なら仕方がない。

と言うことでわか屋のお嬢様は日に日に、元気で可愛くなっていきます。

のろけたところで今日は失礼します。いつも読んで下さってありがとうございます。


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なつめ0602
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