質素・倹約
Miyukiちゃんが家に遊びに来ているとき(合鍵を持っているのでほぼ自宅感覚で殆ど毎日来るのだが)、彼女が突然聞いてきた。
「なつめさんて倹約家なんですか? 全然自分のもの買いませんよね。」
「家具だって衣装ケースが数個と本棚が2つPC用ディスクと食器棚それにテーブルくらい。寝る時だったてフローリングに直に寝てるし掛け布団も夏掛け布団だけ。」
「あと 服だってTシャツとカーゴパンツばかり。」
「別に倹約とか節約しているつもりはないよ。」
「必要なものしか買っていないだけだけど。」
「それを世間では「倹約家」と言うじゃないんですか?」
「誤解されている様だからちゃんと説明するよ。お金と言う間口を大きく広げてしまうと、後でそれを小さくするのは大変難しいことなんだ。「欲しいもの」=「必要なもの」ではないんだよ。」
「だから私は「最低限必要なもの」しか買わないだけ。」
「あと フローリングに直に寝るのは、8歳まで布団のない生活をしていたからやわらかい布団で寝れなくなってしまったんだ。私が布団で寝る時は必ず病院に入院している時だったからそのトラウマもあるのかもしれない。」
「まぁ、簡単に言いなおすと「必要なもの」は「欲しいもの」ではないと言うこと。」
「何となく判りました。私も真似してみます。ただ床には寝ませんけど。」
と言うやり取りがあった 直ぐ後 秋物の服が欲しいとせがまれた。これは「必要なもの」なのだろうか?
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