生きるための博打を生きるために② 金儲けを試みて初めて知ったこと
「生きるための博打を生きるためにやろう」と口にしたのだから、やらないといけないということで、もっとやっている。
それでまあ前に進んでいるのだが、案外いろいろ本筋以外で面倒があることがわかった。
たとえば博打のための入出金があるのだが、銀行から一度に引き出せるカネは存外ショボいとか。多めに出金しようと思ったら、本人確認などがクソ面倒だとか。
また、出金したら、大きい額だとそれに税金がかかってくるというのも、とりあえずムカつく。
それでも1千万ぐらいまではなんとかコントロールできそうなのだが、そこから先は、私自身が就労のために来年外国に飛びたいということもあいまって、やたらと面倒くさそうだ。
カネもうけにも博打にも興味はあるのだが、私は「本物の、カッコいい日本語ラップ」を実現して「いやあん、この人に日本語を教えてもらいたあい」という人に日本語を教えることを生業としたいということが第一にあるので、きわめて面倒だ。
が、そういう面倒が多いという事は、忙しいから酒に溺れることも減るわけで、悪くないともいえそうだ。
思えば生まれてこれまで、ちゃんとカネのことを考えていなかったわけで、そのツケが来ているともいえる。
「じきに40になるから、カネのことを考えようと思う」
そこからこういうふうになり、もうじき40になる。
とりあえず1億を越えたら、株という博打に場所を移そうと思うのだが、そこでもどんなクソ面倒なことになるのかゾッとする。
といっている現時点、完全に捕らぬ狸の皮算用ではある。
だから笑っていただければそれでいい。
カネが減るのは本当に嫌だが、増やそうとするのも大変だ。
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