見出し画像

中華の日々⑱ 東の男、なんという新年

1月ももうすぐ終わりだということに気が付いた。

元旦に震災の事を知り、深圳で愕然とした。
その後、こちらもいろいろとあり低調だった。
そんなこんなを昇華させた曲を、この3日ばかりギターを弾き狂って作っていた。それで少しは落ち着けた。

震災に触れないのもおかしいし、しかし触れるのもおかしい気がする。
まだカネを出していないからだ(出しても記そうとは思わないが)。
手短にいうと、私は「自分が渡したいと思う相手に直接カネを渡したい」と考えている。それでどうも募金という奴に踏み切れない。了見が狭いと我ながら思うが、いかんせん昔からの性分だ。

ちなみに、おでん野郎は「とりあえず」募金したという。偉い人、というのはそういう人をいうのだと心底から思う。それ以外にも、大金を募金する有名人のニュースが流れるたびに、「これが売名行為だとしたら、売名行為とはなんという素晴らしいことなのだろう」と感じる。「やらない善よりやる偽善」という言葉があるが、あれはそもそも間違いだ。身銭を切ればそれは偽善ではないからだ。

ともあれ、私がロウだろうがハイだろうが時間は一方通行で過ぎて行くだけだ。
であれば、ハイがいい。ロウからハイになるのは大変だが、無理やり行動的になるしかない。そういうわけで、外に出る。カネに関しても、立派な売名ができるように頑張ろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?