【沖縄・鹿児島離島へ】移住する前に必ずチェックすること5選
南の島での暮らしに憧れを感じて毎年多くの方が移住を決意し、南の島の暮らしをスタートさせています。
でも中には南の島での暮らしに適応できずに元の住まいに帰ってしまう人も結構多いです。
私も南の島にかれこれ10年ちかく住んでいるので移住の相談を受けることも増えてきたのですが、
少し話しを聞くだけで、島に適応できる人なのかどうかが分かるようになってきました。
とくに事前の調査が不足している人が危険!
理想と現実の差が凄すぎて、移住して早々に本土に戻る人も実際にいます。
そこでこの投稿では、南の島に移住するなら事前に調査しておくべきチェック項目をまとめてみました。
移住を考えている人は、こちらチェック項目を確認し問題無いのであれば行動に移すようにしましょう。
check①|良い時期以外も確認
移住を考える時って、旅行で訪れたことがきっかけになることが多いです。
実際に私もそうでした。
ですが、旅行に行く時期はゴールデンウィークや夏休みといった、比較的気候が安定している時期ですよね。
条件の悪い時期にわざわざ旅行に行く人は少ないと思います。
そのため旅行で訪れた良いイメージが先行してしまい、実際に住んでみてこんな筈では・・・と後悔することも多いです。
とくに亜熱帯気候の梅雨は一度体験しておいた方が良いと思います。
梅雨の間はどんより曇りか雨の日ばかりが続き、ジメジメと蒸し暑いです。
そしてあらゆるものがカビます(笑)
住むのであれば、観光シーズンだけでなく真冬や梅雨時期にも島を訪れてリサーチすると良いですよ。
check②|虫への耐性はある?
実際に島暮らしを始めると、観光した時には見えなかったものが目に付くようになります。
代表的なものが『虫』ですね。
南の島は亜熱帯気候。湿度の高い環境では虫も元気に動き回ります。
羽アリの大群が家の明りに集まる恒例行事があるのも南の島の特徴。
時期になると、発生する夜の時間帯だけ島民は明りを消して過ごします。
他にも不快害虫がたくさん生息しているので、虫嫌いな人は要注意。
住んでいると慣れていくことが多いですが、生理的に無理という人は移住を考え直す方が良いかもしれませんよ。
以前、南の島に移住を果たしたものの、虫が嫌で家具家電をそのままに本土に逃げ帰った人がいました・・・。
事前に知っておくって大事と思います。
check③|島民との関係
これは移住して実際に住んでみないと分からないかもしれないけど、事前に特性を知って心の準備はしておくべき。
南の島の人たちは人との距離感が近い。
余計な気をつかわずにドンドン入ってくる傾向がある。
なので、いったん人との関係性を近づけ過ぎると、
早朝から自宅を訪れてきたり、頼んでもいないことを世話焼きしてくれたり
色々絡んでくるものがあります。
これらの行動を見ても、寛容な態度で過ごせる人は問題ないですが、
密な人付き合いが苦手という人は住む地域や場所・人間関係の構築方法を考えておくようにしましょう。
check④|仕事が無い
鹿児島の離島も沖縄も、選べるほど仕事が無いです。
働ける企業が少なく、賃金もとても安いので、夫婦共働きで生活している人が多いです。
沖縄県については完全失業率は全国で最下位を争うレベル。
2021年4月には14ヶ月のあいだ求人倍率が全国最下位という悪い記録を更新してしまうほど。
離島で働くということはなかなかハードルが高いんです。
多くの場合、安い賃金でも働いて生活する、または観光客を相手とした自営業を始めるかのどちらかになります。
どちらにしても収入はできるだけ増やしたいと考えるようになると思います。
そんな時におすすめなのが副業収入。
月5~10万円稼ぐことができれば家計はメチャクチャ楽になります。
下の投稿では私が実際に月10万円稼ぐことができた副業を8つ紹介しているのでぜひご覧ください。
check⑤|住むところが見つからない
南の島への移住でネックになるのが『住むところ』と『収入源』
まずは住む場所を見つけなければ移住することすら難しいです。
不動産屋のホームページを見ても賃貸物件の空きは希少。
好条件物件はすぐに借りられてしまうので、なかなか良い賃貸物件には巡り合えません。
移住当初は古い賃貸でスタートしたとしても、住んでいるうちに地元住民から空き家を紹介してもらえたり、比較的新しい賃貸物件が見つかったりすることも多いです。
『賃貸』なのか『持ち家を建てる』のか、皆さんそれぞれ違いますが
まずは賃貸を借りて島暮らしを始めてみるのがおすすめです。
「自分に離島暮らしは合わないな」と判断できて気軽に島から出ていくことも可能です。
まとめ
今日は移住前に必ずチェックする5つのポイントを紹介しました。
移住は今までの生活を一変させる大きな出来事。
そのため移住先に関する情報はきちんとリサーチするのが、南の島移住を成功させるための方法です。
『こんな筈では無かった』ということが無いように、事前準備をしっかり行いましょう。
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