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心書 vol.71「何でも出来る時代だからこそ、何にも出来ない」

今まで東京への移動は、必ずと言っていいほど飛行機を利用していた。しかし、最近は新幹線がお気に入りだ。

それはEXカードという、何度でもお得に予約を取り直せる便利なカードの存在を知ったのもあるが、移動中の過ごし方が有意義になったからというのが大きい。

スマホひとつあるだけで、メールの送受信からSNSの閲覧、見損ねたTVや映画やドラマの鑑賞やゲームなど、ありとあらゆる事が出来て、2時間半などあっという間だ。

でも一方で、読みかけの本が鞄の中に入ったままであったりする。その本は、今自分自身が直ぐにでも付けたい知識が満載の本であるにも拘らず。

昔は本や雑誌を読む以外に、時間を費やす方法は誰も見つけられなかっただろう。それが今はスマホ1台持っていれば、グリーン車であろうが自由席であろうが、やる事に悩むくらい何でも出来てしまう時代だ。

しかし、今も昔も変わらない事がある。それは人は必ず死に、人生は1度切りだということ。そしてその人生で人を愛し、その愛する人たちの為に生きられる事に幸せを感じるということ。

幸せな人生を過ごす為に、いま何をしなければならないのか、いつまでに何を身に付けなければならないのか、何でも出来る時代だからこそシッカリと見定めないといけない。さもないと、最大の資産である「若さ」を失った時、愕然とするのは明らかだ。

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