心書 vol.52「曝け出す さらけだす」

明け方に雷と共に豪雨が降り、窓から冷ややかな気持ち良い風が入り出しました。

先日、大勢で食事をしている時、ある女の子に「良い人が居れば紹介して欲しい」と言われた。

まぁ、ありがちな話っちゃあそうなんだが、彼女のその言い方、態度、雰囲気がとても印象に残った。

まぁそれなりの年で、彼氏や彼女を紹介して欲しいというのは、自分自身がモテません！と言い切っている様で何となく小っ恥ずかしかったり、それを1番に考えている様に思われても…と何となく躊躇するものだろう。また考え出すと、タイプじゃない人を紹介されたら断わりにくい…とドンドン面倒な思考に陥りそうだ。

それが彼女は違った。「曝け出し」で来よる訳です。彼氏イナイ歴から今までの恋愛について、そして今の仕事からこれからについてまで、爽やかに曝け出しまくりよる。

年頃の女性にここまで素直に曝け出されると、人付き合いの多少多い人間なら私じゃなくても「誰かおらんかなぁ…」と考え出すでしょう。

そこで気付きをもらいました。

困っている時・悩んでいる時はつべこべ考えず、頼れる人の前でその胸の内を洗いざらい曝け出す。さすれば、必ず相手は自分ごととして捉えて力を貸してくれる。経験値のある人なら尚更だ。過去に自分も同じ様な事で悩んだ経験があるのだから。

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