【足が速い!体が大きいサッカー少年少女に伝えたい!】
僕小学生の時、デカかったんです。(たしか小6で165㎝くらいあったような…)
当時憧れていたサッカー選手は元チェルシーのDFジョン・テリー。(今の子はしらないよなー…)
CBだったし、足元と技術なんていらない。対人とロングボールだけ鍛えればいいんだと、ずっと言い続けていました。(当時のCBは特にそういう選手が多かったんです笑)
でも、それである程度出来ちゃってたんです。
横須賀選抜でキャプテンやってたし、神奈川選抜でフジパンカップ出たし、ナショトレも一回呼ばれたし…
これで良いんだと自分に言い聞かせていました。
しかし中学2年時、色んな人に身長を抜かれました。足も速くなりませんでした。
スピードも追いつかず高さでも勝てない。当然対人も全然勝てない…フィジカル任せな守備を得意としていた私は、いつの間にか守備が苦手科目になっていました。そこから、元々得意だったパスを自分の武器に変えましたが、ウィークはウィークになるばかり…もっと基礎基本を大切にしておけばと、後悔しています。
実際に、小・中のスーパースターが高校では名前も聞かなくなったという例は数多くあります。
今、足が速くて、体が大きくて、フィジカルを武器としているみんな。武器は武器で、ぜひ大切にしてほしい。
ただ、今スピードで全員をぶち抜けても、いつの間にか後ろから追いつかれるかも。
今、ちょっと体を当てればボールが取れても、知らぬ間に自分がはじき飛ばされるようになっているかも。
だからサッカー少年少女には、今のうちから、基礎基本は大切にしてほしいんです。
スピードが武器なら、それを活かす技術を身につけてほしい。広い視野を手に入れてほしい。
守備者なら、体を入れるタイミング、頭を使った守備を習得してほしい。
フィジカルは落ちるのもだと思って練習していると、体が出来上がった時に、今もっている武器は何倍もの威力を発揮すると思います!(三笘選手なんかは、小さい頃からの高い技術に、体格とスピードが兼ね備わったようなタイプだと思います。だからこそ、スピードを上げながらでも様々な選択ができるんじゃないかな…)
ぜひ自分が持っている才能を輝かせる準備を小学生のうちからしてみてください!!
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