カメラを止めるなを観ました。

今更ながらカメラを止めるなを観ました。

端的に言うとめちゃくちゃ面白かったんですね。その理由を書いてみたいと思います。

30分ぶっ通しの映像を初めてみた

まず序盤はなんといってもこれですよね。

リテイクなし。誰かが、セリフを間違えたり噛んだり、動きをミスるなど、致命的なミスをした瞬間に撮り直しというのは、緊張感がものすごいだろうなと思いました。

もちろん、生のライブや舞台の方が、失敗をより取り返しにくいんだろうけど、それらは逆に失敗も受け入れられる空気感があるとも思ったりしています。

リアルってすごいですね。何テイクくらいしたんだろうか。

YouTubeのFirst takeが流行っているのと似ている感じかなと思います。

メイキング楽しい

改めて、メイキングって素敵ですよね。

カメラを止めるなは、映画として作成された偽のメイキングと、本物のメイキングの2種類があります。

このどっちもが面白いんですね。

メイキングの面白さって2種類あると思いました。

1つ目は、演者がそのときに何を考えているか、その表現がなぜ選ばれたのか。ということがわかります。

映画は完成形しか見れないんですけど、それを違う視点から見ることで映画の理解が広がるんです。

「なるほどそれってそういうことだったんだ!」「そうそうそこに違和感あったんだよね!」というもののオンパレードでした。こういう楽しみ方を教えてくれた、カメラを止めるなはすごいです。

2つ目は、メイキングを知った方がより親近感が湧くのでは?と思いました。

完成されたものよりも未完成なものの方が仲間意識が湧くというか。欠点を愛する感覚に近いのかなと思います。

世の中的にネタバレが好まれてきているのも、鬼滅の刃や呪術廻戦のファンブックがよく売れているのも、設定とかネタバレとかみんな好きだからだろうと。

設定って考えるのめんどくさい。というか、僕を含め多くの人は設定なんて考えつかないですからね。


何が評価されて、あんなに話題になったのかはわかりませんが、映画の素人でも十分楽しめる作品でした!

エンタメに関わる人にとっては学びの多い作品かと思います!

ぜひ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?