永遠に続いてほしい物語-3月のライオン
今日は3月のライオンというマンガについて書いてみます。
穏やかな気持ちになりたかったり、夢を追いかけている人におすすめしたいです。
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3月のライオンというマンガが好きです。
若者の青春とか、大人の執念とかそういうのを全部封じ込めた羽海野チカ先生の世界が好きです。
病気を抱えながらも常に明るい二階堂も、大人になってもみっともないことを自覚しつつも最強を目指す島田八段も、優しさにあふれる桐山も、その他の面々もすごく愛情を持ってみることができます。
そんな愛おしい人たちの日々が永遠に続いたらいいのになと思います。
ドラマチックなことは起こらなくていいから、彼らの毎日をずっと見守り続けたい。
そんなふうに思っています。
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羽海野チカ先生の前作であるハチミツとクローバーでも同じようなことを思っていました。
だけどハチミツとクローバーは突然思いも寄らない形でその物語の幕を閉じました。
ハチミツとクローバーのみんなの毎日もずっと見守りたかったと未だに思っています。
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人の生涯をずっと見続けるということは僕たちの生活ではあまり起こり得ません。
メディアが発達してから、断片的にその人の生涯を垣間見る(エンタメとして無理矢理見せられる)ことができるようになったものの、物語の密度とは比べ物になりません。
僕自身推しというキャラがいる訳ではないのですが、推しを作る気持ちが今少しわかりました。
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永遠に続く物語はありません。そのことを知っていながらも、それでも永遠に続いてほしいなと思うのが3月のライオンという物語です。
ぜひ読んでみてください。
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