2020年1月30日西野亮廣エンタメ研究所の記事と僕のメモ

1月30日(木) 2月1日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
松下電器や豊田自動車のように、サービス内容を説明している名前がいいと思って、昨夜、「西野えほん」に改名しましたが、まもなく「西野ビヨンド」に改名しようかと思っているキングコング西野ナントカです。

さて。

今日は午後から、みっちりと映画『えんとつ町のプペル』の会議が入っているのですが、現在制作しているのは、映画や舞台だけではなく、同時進行で絵本2作品を制作しています。

というわけで今日は、『次々回作の2次展開を見越したデザイン』というワケの分からないテーマでお話ししたいと思います。

「次々回作」というのは、うまくいけば年内中に発表できる絵本『みにくいトーマス ~えんとつ町に咲いた花~』の“次の作品(絵本)”ですね。

タイトルは『夢幻鉄道』。
コチラは、「蜷川実花×西野亮廣」の共作です。
その絵本の2次展開を見越したデザインについての話が今日のメインです。

 
よく「作品の二次利用、三次利用」についての話をすると、「さすがに後付けだろ!」と言われたりするのですが、(もちろん後付けの時もありますが)基本は、原液となる作品を制作する段階で、「2次展開、3次展開」のことを踏まえていたりします。

『えんとつ町のプペル』でいうと、「ジャパニーズハロウィンをハックする」という2次展開を見越して、えんとつ町のベースとなる町を『渋谷』にしていたりします。
あとは『仮装』と『ゴミ』というキーワードを入れておく。

作品を完成させてから、「さぁ、どうやって2次展開していこうかしら?」と考えるのは少し遅い…というか二次展開の選択肢が少ないわけですね。
絵本『ノンタンといっしょ』がVR展開できないような話です。
VRの主役は「VRを体験する人」ですから、魅力的なキャラクターよりも、魅力的な空間(町)の方が相性が良い。

VR化を見越して絵本を設計するのならば、「キャラクター」と「背景」のパワーバランスは「3:7」ぐらいにしておくといいと思います。
(※このマメ知識、どこで使うねん)

そんなこんなで、今朝のVoicyでも話させてもらった『えんとつ町のプペルAR』の進化系を『夢幻鉄道』で試そうと思っています。

今朝のVoicyを、まだ聴かれていない方は、先に聴いちゃってください。
(コチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/69448

絵本『えんとつ町のプペル』の各ページに、映画『えんとつ町のプペル』のワンシーンを埋め込んで、絵本(および個展会場で展示されている絵)にタブレットをかざすと、映画のワンシーン(該当すシーン)が流れるようにするのが、今年やる仕掛けです。

ただ、これには問題が一つあります。

僕の絵本の絵は正方形でデザインされているのですが、映画のスクリーンというのは横長なんですね。
つまり、絵本のページにタブレットをかざした時に、上下に『デッドスペース』が生まれます。

絵本のページや、個展会場に展示されている絵の額縁内に、映像がスッポリと入っていた方が気持ち良いじゃないですか?

というわけで、絵本『夢幻鉄道』を作るときは、正方形ではなく【最初から映画スクリーンの縦横比に合わせた“横長”の絵本】を作ろうと思います。
そうすると『デッドスペース』が生まれずに、絵本の中に綺麗に映画の画面が収まるので。

「絵本は相変わらず正方形のままで、絵本AR用に正方形の映像を作る」という方法もあるのですが、絵本『夢幻鉄道』が横長の絵本になったときに、必ず「なんで、今回は横長なの?」という疑問が発生するので、その時の会話は必ず『絵本AR』に流れるから、やっぱり、絵本『夢幻鉄道』は、映画館のスクリーンの縦横比で作っておいた方がいいと思います。

「2次展開を見越して設計しておく」というのは、こういうことっす。
まったく同じことはできなくても、2次展開を見越して設計することは、どの職種でもできることなので、自分の作品が、自分のサービスが、自分の店が、その後、どういう「連鎖」を起こせばハッピーハッピーになるかを考えて、その「連鎖」の種を撒いておくことは結構大事だと思います。

僕が言っていることがよく分からなかったら、コメント欄で「ちょっと分からない」と言ってみてください。
誰かが優しく教えてくれるはずです。

現場からは以上でーす。

 
 
【追伸】
「ハッピーハッピー」って何?

https://nishino73.thebase.in/items/24850039


※ここからは僕(しんたろ)のメモです。

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西野さんを考えるときにはやっぱり作品や事業の連鎖というものがありますね。

自分の行動でもとにかく連鎖を考えたいと思います。

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