人は1週間で英語が話せるようになる
英会話教室"語学堂"の塾長、小倉進太郎です。
本日は「人は1週間で英語が話せるようになる」ということをお伝えしたいと思っています。
早速本題に入っていきます。
▷1週間で英語が話せる状態とはどのような状態なのか?
まず、この質問に答えるには、「話せる」とは何か?というところからスタートをしなくてはいけませんね。
皆さんは、この「話せる」という概念に関してどのように考えていますか?
実は、この「話せる」という概念自体が、語学市場で「先生業」を本気でやったことがある方にとっては、命題であることは間違いありません。
経営だけしていたらこの概念の難しさに気づくことができません。現場をみた人だけが悩む権利のある概念なのです。
この「話せる」という概念について、私は8年間悩みました。そして色々なアプローチを重ねてきました。
例えば、公式文書から導き出そうと考えたり、グロービッシュという概念を活用して「何々を丸々だけ進めることができたら」それが話せるであるとか、中学英語で学ぶことを全部きっちりスピーキングとリスニングができればそれを「話せる」としよう、など色々とトライを重ねていますが、まだまだ確実な答えには至っていません。
正直に言うと、この「話せる」という言葉を突き詰めると、語学市場を超えて、文化人類学やその他の研究にまで進んでいってしまうため、今すぐに「世界がそうだね」と公式にイエスをもらえるような答えを出すことはできません。
そして、語学市場自体がこの「話せる」とは何か?という市場命題に対して真剣に取り組んでこれなかった結果が今ここにあると考えます。
ここについては、これだけの章を作って進めることができるので、また次回の機会に書きたいと思います。
そして、ズバリ、小倉進太郎として8年間の教授経験の結果から何を導き出したのかをお伝えします。
「話せる」とは、「あなたが話せると感じること」です。
「・・・?小倉、何をたわけたことを」と思うでしょう。
概念の構築を放棄した!と思われるかもしれません。
しかし、これが今私が出せる、実は、本質的で、最高の解であると考えております。
あなたが、「話せる」と思えば、それで良いということです。
仮に、Hello. How are you? だけしか話せなくても、私は話せるんだ!と思えばそれは「話せる」ということになります。
海外の友人が、私は寿司はえんがわが好きで、京都の嵐山の風情が好きです。
なんて、言われた瞬間には、え、日本語すごいうまいね。話せるね。となりますよね。
なぜ、ここに行き着いたのでしょうか。
これは、自身の経験に基づき導きました。
私は、英語に限らず、日本語を話すことができるのでしょうか?
皆さんはいかがでしょうか?
皆さんは、どんな環境でも、楽しく、自分の魅力を120%伝えながら、会話に成功をされていますでしょうか?
好きな女性の前、見知らぬ人が多いパーティーでの歓談、大勢の前のプレゼンテーション・・・
皆さんは、「話せる」ができていますでしょうか?
私たちは、まだ、日本語であっても、「話せる」という概念が綺麗に導き出せていません。
つまり、あらゆる場面で、私たちは日本語を話していますが、私たちの心の中では、話せるという概念には到達していません。
つもり、話せるの概念は一人一人違うわけだと結論づけられます。
よって、現時点での「話せる」は、「あなたが話せると感じる感性から導き出される概念」であります。
この独自の定義を前提に、1週間で英語が話せる状態とはどのような状態なのか?
という質問に答えてみたいと考えます。
「1週間で英語が話せる状態とは=1週間で英語が話せると感じる状態を創り出す」ということになります。
では、どうしたら1週間で全くの初心者に英語が話せると感じてもらえば良いのでしょうか?
皆さん、難しい難しいと考えすぎです。英会話は、「一番簡単で一番楽しい趣味です」。
私自身もカテゴリーがなく皆さんに理解してもらえないので、概念浸透ができるまでは「語学」という言葉を使っているだけで、すでに気持ちは「語楽」です。
話せると感じてもらうには、色々な文献や経験から導き出していることはこちらです。
1)限られた範囲を「話せる」と感じられること
2)「話をしたこと」に対して対価を感じられること
つまり、パーティーという場であれば、
1)パーティーに必要な言語を活用して会話をする
2)パーティーで話したことを通して、友人ができるなどの対価を得る
上記ができれば「話せた」と思うわけです。
さて、話を戻して1週間で話せると感じるには、「これは絶対に大丈夫だ!!!」というものを一つでも多く作っていくことが大切です。
この感覚が自信を身に付けるコツになります。
多くの日本人は、”50%の完成度の100文”の方に価値を置いてしまい、”100%の10文”に価値を置いていません。
色々知ってはいるが、その言葉を自分のものにしていないのです。
「限られた範囲」の会話文を「自分の言葉」にして完璧に覚える。そして楽しく使える状態にしておく。
これが最も重要なのです。
我々が提供する1WEEKプログラムでは、毎日「これは覚えた!大丈夫だ!」と思えるように、そして、それを何度も感じられるように復習ができるようなプログラムにしています。
「今日はこれを一つでも完璧に覚えたんだ。これだけだったら、いける!」というものを一つずつしっかり覚えていく。一つを学ぶために5分でも、1時間でも実は関係ないんです。
自分はこれぐらいの時間でこれぐらいの文章を「話せる」と思うことができればあとは時間をかけていけば、目的に到達することができます。
さらにその感覚を研ぎ澄ませるために、我々は、「コントロールできる英語」と「コントロールできない英語」ということを伝えています。
例えば、自己紹介をする、質問をする、説明をするなどは、相手から質問をされるわけではないので、一方的に話をします。これはすぐに誰でもできることです。営業トークで言えば、勝手に営業を続けている状態です。
しかし、会話のキャッチボール、議論、質問をされるとなると、これはコントロールできない英会話になります。海外の方があなたに質問をしてもあなたが理解できない場合、それはあなたの英語力が問題ではない可能性も多くあります。英会話には異なるアクセントがあるので、分からないこともたくさんありますし、知らない会話の中身であれば、もちろんそんな単語は知らないのでわかりませーんとなってしまいます。
だからこそ、まずは、コントロールできるところから一気に仕上げてあげて、「俺、私、できるじゃん!!!」を何度も思ってもらい、何よりも、「楽しい!!!」「できるぜ!!!」を思もえるようになることを大切にしています。
▷6つのスキルの説明
「話せる」の定義と1週間でどうやって話せるようにするのかについて話をしましたが、少し具体的な方法論とスキルに入ってみようと思います。
「話せると思うこと」=「話せていると思うこと」ではあるのですが、そう思ってもらうためにもコツや必要最低限のスキルは必要です。
私は、これらを6つのスキルに分解し、実際のトレーニングに落とし込んでいます。1日目から順にご説明します。
▷1日目:自己紹介力
自己紹介を自分の言葉でエレガントに話せるようにする
内容:誰もが何度も使う自己紹介文をネイティブ翻訳し、重要構文を組み込み、質問形式にして、インタビュー形式でトレーニングします。
超初級者の方であれば、何よりもこのトレーニングが効果的です。我々としては、もちろんこのトレーニングをもっと楽しいアソビという形でやるのですが、何をやるのですか?と言われたら、自己紹介力を鍛えることになります。
想像して頂きたいのは、自己紹介とは、基本的には会話の全てになるということです。友達から外国人を紹介された時、仕事で名刺を交換した時、軽い挨拶まで。基本的にほぼ同じ定型文を使います。ここが結構適当になっていて、完璧に話せない人があまりに多い。そのため、最初の段階で躓いてしまし、英会話なんてつまんねーよ。となってしまいます。
まずは完璧な自己紹介を話せるようにしておくことだけを行います。後の質問はなんて何いってるか全く知らないよ。でも大丈夫です。
まず一つずつ自分の領域を増やしていきましょう。
また、自己紹介に関して、一つ例えば話をしておきましょう。
あなたが美術館に行く時、あなたは絵を見てこう思うでしょう。この絵は、どこどこで書かれたものかな?
さて、次の人はこう思うでしょう。この絵の女性はどんな人だろう?
そうなのです。実は、基本的に相手から質問されたこと、質問をすること、第3物を見たときに考えることは全部自分の意見や人生を反映しているということができます。
そう考えると自己紹介というものが、私の名前と年齢はこれで!というものよりもっと素晴らしい概念であることがわかります。
ズバリ我々が常に生徒さんに伝えていることは、
1分間の自己紹介の束を可能な限りたくさん作ること
それだけであなたは、3時間でも5時間でも話せる。
ということです。
一つのトピック、友人、趣味、大学時代 などに関して、5文章から10文章の1分間の自己紹介ができれば、30トピックあれば、かんたんに30分ぐらい話をしてしまうことができます。
このようにコントロールできることを初日にできるようにしてしまうと、話せるという感覚に近づくことができます。
そして、自分の言葉で、リズムで、言いたいことを、かっこよく話している自分を知ることができ、あとは質と量だということに気づけるようになります。
▷2日目:質問力
”5W3H”を活用した質問力をマシンガンのように使えるようにする
内容:どんなときも英会話力をあげることができる、英語を話す環境づくりの基礎トレーニングになります。
5W3Hや日々使う質問のストックを増やして、英語を活用する環境を作り、コミュニケーション力を円滑化します。
「質問」これは会話のキャッチボールの基礎になります。質問なしにして、会話は成り立ちません。みなさんこれがわかっているはずなのに、全く質問の練習をしません。つまり、そもそも会話を進めるためのトレーニングを義務教育で行なっていないことになります。
では、質問力を鍛えるにはどうしたら良いのか?
答えは質問をたくさん作ってもらうことになります。
●5W3Hの疑問詞がついた質問
●上記がつかない質問
●文書にもなっていない質問
簡単に分けるとこれぐらいになるでしょうか。ここまでくるとあとは練習あるのみで非常に楽しいトレーニングです。生徒と先生の相性がよければ、これほど盛り上がるトレーニングはありません。
難しいところは、
●文法
●単語
●時制
ここら辺だけでしょうね。全てではありますが、自分がどこが苦手なのかわかっていれば、あとはそこをガンガン話すだけです。
我々が大切にしていることがあります。
それは、文章が間違っていてもいい、単語が日本語になってしまってもいい。あとで、How can I say marumaru 〜となればいい。
それよりも大切にして欲しいのは、ナルシストになって欲しいことです。
ナルシストとは、自分のかっこつけられるリズムで質問をして欲しいということです。
これが絶対的に大事です。どれぐらいかっこよく質問できるようにするかというと、静かな電車でみんなが見ているときに、え!めっちゃ英語うまい!と思わせらえるぐらい流暢にしておくことです。
頭の中を自分の英語のリズムを叩き込んで、頭より、体と口で覚えこませるのがコツです。
この質問力が必要なのは、ただ会話のキャッチボールをできるようになるからだけではありません。質問をすれば、何が起こるのでしょうか?そうです。会話が生まれます。そして会話は続きます。会話の質と量が増えます。そして、その人と仲良くなれる可能性が広がります。つまり、継続的に会話の質と量をあげることができるのです。
この質問力で、あなたの旅行の価値は格段とあげることができますし、最高の体験への一言は、この質問の一つから生まれます。旅行先でのロマンスも・・・笑
▷3日目:表現力
生徒さんにとって必要な表現を口から出せるようにする
内容:平均すると5分間で5個以上は覚えることが可能なので、2時間で100以上の表現をゲーム感覚で覚えてもらいます。
実は日々使う大切な重要表現はこれで網羅することができるのです。
表現力というのは簡単にいうと、現状で使う可能性が高い構文などをたくさん覚えていくことになります。100個ぐらい覚えれば十分です。1日でできます。これぐらいの量を1年間かけたりしているのはバカバカしてくて、それこそ人の可能性を決定的に下げています。九九と同じです。意味なんて最初わからなくても良いのです。とにかく、なんかこの文章覚えている〜というまで口に出して話していきます。
「語」という漢字に全てが入っていますね。「言う、五回、口で。」ですね。話せばいいんです。それだけです。誰でもできます。言語は絶対に裏切りません。あなたの将来を確実に幸せにしてくれます。
表現力については、ゲーム的に表現を覚えるだけでなく、
1)自分の自己紹介
2)自分がしたい質問
3)自分がしたい説明
4)自分がしたいユーモア話
5)瞬発的に
これらを進めてもらうことになります。コツがわかりましたでしょうか?1週間は全て一つ一つのトレーニングが相互に密接にかみ合っています。そのため、1週間違うことをやっているようで、実は予習と復習を毎日しながら進めています。だからこそ、記憶の定着力、体での定着力が非常に高いのです。
この表現力を鍛えるときに最高に楽しい、効率的な方法は、笑えるような文章を作成して、さらに言えば、テーマを絞っておくことです。
多くの方は、たくさん色々な文章を作ろうとしますが、時間の無駄だったりします。嘘でもいいです。とにかくこの表現が頭の中に入ることが何よりも大事です。
そのため、一つすごい良いなと思った例があります。ある生徒さんが、ブランドバック(英語ではハーミーズ)のエルメスが大好きということでこのような文章をつくりました。
I'm interested in Hermes bags.
I’m surrounded by lots of Hermes bags
などと言いながら、笑いながら楽しく定着をしてくれました。これこそ最高の楽しみ方ですね。2時間なんてあっという間で、家でも楽しく練習できてしまいます。
▷4日目:説明力
生徒さんが説明したい「アソビ・仕事・人生」の話をプレゼンテーションできるようにする
内容:写真を使ったりしながら、ご自身の魅了をしっかりと説明するトレーニングをします。
ご自身の説明になるので、非常にリラックスして話せる効果もあります。
この説明力は、まとまった持ちネタだと思ってください。少し自己紹介にかぶるところもあるかも知れませんが、それ以上に、このネタで自分を印象付けたいと言うことが当てはまるでしょう。
実は、会話は分解すると多くの説明で溢れています。ウンチクといってもいいのかも知れません。
例えばですが、スターバックスで、どのコーヒーが一番おすすめ?なんて質問をしたら、それから先は
説明力!!!です。
これがおすすめだよ。理由は〜〜〜だからね。
と、すでにここでコーヒーの説明をしているわけです。
私はコーヒーのことは詳しくないため、日本語でも説明ができません。でも、日本酒のことや好きなキャンプ場のことなどはたくさん話すことができます。自分が説明できる分野をしっかり持っていればいいのです。そこに深みが出るので、最終的に英会話を上達する上で、多くの海外の人と仲良くなる上でも重要な要素になります。
良い学習法として、いつも自分が取っている写真をたくさん説明できるようにすると非常に効果的です。写真は色々な思い出が溢れていると同時に、自分のことを相手に説明でき、難易度も適切です。それをしっかり相手に伝えることができるレベルがあれば、非常に良い状態です。
▷5日目:瞬発力
インプットからアウトプットまでの時間を徹底的に短縮できるようにします
内容:考えた後に、言葉に出すのではなくて、考えながら言葉に出せるように、会話のリズムをしっかりと作っていきます。これにより、英会話学習時のストレスが非常に軽減されます。
「話せる」の命題に最も近づくためのトレーニングです。何度も説明をしているように「話せる=話せると思う感覚」です。では、それが思えるような状態にしないといけません。そのためには、
●話すスピード
●頭から出てくるスピード
この二つが決定的に自己満足度にも繋がっていきます。
話したいことがあっても頭から出てこないと「あーーー」となってしまいます。完璧な文章が頭にあったとしても「あーーー」となります。また、ゆっくりしか話せず、自分が日本語と同じスピードで話せないとストレスが溜まりますし、聞き手にもストレスが溜まります。
意識的に進めないと、色々なスキルの中に埋もれてしまうので、毎度改めて、かっこよく話せるように、全体の総復習も含めて、この頭のシナプスを作るトレーニングをしていきます。
これは、独習でも推奨できるトレーニングです。この部分の感覚を持てた人は、文法が下手でも、「自分はもう大丈夫だ」と自信をつけて海外に飛び立つ人が非常に多い傾向にあります。
それぐらい、話せるには必要なスキルです。
▷6日目:ユーモア力
“話せる”以外の英会話コミュニケーションの基礎を身につけます
内容:今まで培った英会話を文法だけでなく、立ち振る舞い、笑顔、ボディーランゲージ、リズム、声のトーン、エレガント(ご自身の魅力が出ているか)などを徹底的に鍛えます。
どのような状況でもリラックスしてかっこよく英語を話せるようになります。
なぜ、ユーモア力が必要なのかと思う方が多いかも知れません。しかし、これも非常に重要な要素です。コメディアンになれとは言ってません。可能な限りあなたの魅力を楽しくお伝えしたいということになります。日本人同士、日本語で話をしても楽しく話をするのは難しいことだったりします。それが、学習をしている英語ならなおさらのことです。そのため、このユーモアの部分は少し意識をすると会話を楽しくなります。ここができる人は、どんどん自分でも楽しくなり、周りも楽しくして、上達が早いです。第2言語を学習したことが多い人は、モテたり人気があったり、場を作るのが上手い人が多いなと思うのは、このような大人になってから子供の会話のような馬鹿話をしたりしながら英語を学習する経験があるからなのかもしれないなと思います。
さて、これを進める上で、ユーモアとは、総合的な力になります。笑い話を少し用意してもらったりもしますが、それ以上に、笑顔、ボディーランゲージ、リズム、声のトーン、エレガント(ご自身の魅力が出ているか)などを一緒にチェックします。
最初の自己紹介前の、握手とスマイル、第一声などで、その人の印象が決まると言っても過言ではありません。そのような力をつけます。
▷7日目:集大成
1WEEKで培った力を全部出し切ります
内容:トレーニングの各プロセスがしっかり効果が出ているかどうか?
語学堂が求めている「アソビ」の力(総合力)が効果が出ているかどうか?を確認します。
カウンセリング時と集大成時は、Before&After動画を撮るので、最後は自分の集大成動画をみていただきます。
7日目は基本的にやってきたことを俳優女優のように出してもらうことになります。「話せる=感覚」だとしても、可能な限りの違いを見せられように色々なことをします。それは、動画で表情や話し方などを確認したりすることです。
以前の話に戻りますが、大切なのは、うる覚えの多くの英語を使うことではなく、完璧な10分を覚えることです。
1日2時間ぐらいのトレーニングが1週間可能であれば、100文章ぐらいは完璧な状態にできます。
▷ゲーム式グループレッスンの秘密
ゲームをするとどのようなスキルが習得できるのか?
さて、ここまで1日ごとのテーマについて話をしてきましたが、1WEEKプログラムはマンツーマンレッスンだけではなく、グループレッスンも行います。人数の違いによって会話の楽しみ方も変わってきます。楽しいですね。語学は。人数の違いによって会話量と質が変わってくるのですから。
さて、グループを4名以上と仮定しましょう。例えば、大富豪(トランプゲーム)をやるとします。
ズバリゲームをすることで得られるスキルは、
●1対1で話すよりも会話の量と質を増やすことができる。つまりより現実世界に近づく
●英会話学習以外の、大多数と一緒に話す感覚を身につけてそれを英会話にも落とし込むことができる
●上記の1週間で学んだスキルを全部活用することができる。
少しイメージできるように話をしてみましょう。
さて、グループレッスンが始まりました。
今日は、大富豪ゲームをやっていきましょう!
Yeah!!!
さて、みなさんちょっと自己紹介をしてもらえますか?自己紹介がスタートする。
そして、各自、各々、大富豪覚えてたかなーとか言いながら会話が生まれていく。皆で交互に色々な話をしていく。時々、英語がわからなかったりするけど、それは無視。
そして、誰かが、では、大富豪の説明をしますと言って説明をする。
そうすると、理解ができていない人が、その説明に対して質問をする。
それでも納得がいかない人たちが、自分たちのローカルルールはこれだ!と言いながら、議論を始める。
そして、その会話は、英語を学ぶための会話ではなく、英会話を使ってこのルールで勝つため、楽しむために使われているのである。ということです。遊びを通して、実戦で、英語の勉強ではなく、素直な自分の気持ちをぶつけあうことができて、真剣になることができる。これがアソビで総復習する。また、色々な人との英語を聞くことができて、スピーキングとリスニングの学習が同時にできる。結果、モチベーションも上がるということになります。
ただし、このアソビに関しては、普通に遊ぶときとスクールでする時では大きな違いがあります。時間は大切ですから、ある程度の会話量や質をうまくバランスをとることで、皆が平等に話したり、新しいことを学べるように進めていく羅針盤的な役割を進めていく必要があります。
(レベルが中級以上であれば、実際に英語で遊ぶだけで本当に英語は確実にうまくなります。)
▷アソビメソッドの説明
なぜ、アソビでなくてはいけないのか?
さて、ここについては、何度も触れたのですが、アソビでなくてはならない理由は・・・
大きく出るとですね。
「私たちは、人類であり、人間であるから」です。
人間の本能は、アソビをすることで進化してきました。
それが故に、マネジメントをされて学ぶより、確実に自発的に自分がやりたいことを一定のルールに則り進めていくのが一番効率的なのです。
また、ここで、アソビとはそもそも何なんだ?と言うところにも触れておきます。
ホイジンガ氏 、ロジェカイヨワ氏、などが、色々と先行研究をしていますが、我々の独自の解釈は、
アソビの定義:自分の魅力を最大限に伝えて自分と相手を幸せに、共通点を探る概念であり手法である
英会話学習を仮にアソビに昇華させなければ、実践まで駒を進めてあげることはできません。また、語学の本来の楽しみも分からないのです。
この”アソビ”。今までの語学学習と決定的に違う理由として
●英会話力だけを上げたいのではない
●本当に重要な英会話を使う価値や実践をさせてあげる
ことです。
ここがないと、いくら英会話を勉強してもなぜか自分ごとにならない。そんな日々が続いてしまいます。
結果だけでなくプロセスも 至福の時間であるためには必要ですよね。
また英会話トレーニングとしては、
●気軽に気づけば学ぶことができる
●楽しいので継続することができる。時間がすぐに立つ
●総合的な英会話力が必要になるので、トレーニングとして非常に有効
上記が大きな理由となります。
▷1週間の次は何をするのか?
この超初級者、初級者への1WEEKトレーニングを終えた場合、ここから先は、英語で何を楽しんでいくか、勉強していくか、遊んでいくか?というフェーズに入ります。
例えば、
1WEEK 人狼ゲームコース
人狼だけをし続けながら、そこで使う英語を学びながら、楽しむ。
1WEEK 日本酒国際利き酒コース
日本酒を学びながら、国際唎酒師のようなソムリエの資格を取ることができます。海外留学の単位の一つを1WEEKで取っていくようなコースです。
最初の1WEEKは、基礎力としてのトレーニングですが、2週目以降は、その力を使って楽しく活用しながら、自分の世界を広げてながら同時に学習をしていく。小さな目標を1週間ずつクリアしていうコースが待っています。
このイメージは、大学の1、2年制の教養コースから、ゼミやサークルに入っていくイメージです。
アソビも多くの幅を用意しているので、自分がより好きなテーマを選んでいただきながら、よりご自身の生活に密着するテーマを得ることができます。
長々となりましたが、ご拝読ありがとうございます。
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