多摩あきがわ #ライブフォレスト ライブレポート「これが希望、これこそが希望だよ」
コロナ時代、初の野外限定集客ライブ&配信「多摩あきがわ #ライブフォレスト 」がスタートした。お客さんをいれたライブとそのライブの配信を組み合わせたライブだ。vol.1を2020年6月14日に開催し、その手応えをレポートにまとめた。
総勢150人が目撃した、コロナ時代初の野外限定集客ライブ&配信
平年より3日遅く梅雨入りした関東。気になっていた天気はどうにか持ち堪え、イベント中に雨が降ることはなかった。泳げそうなほどの湿気だったが、その分、森の緑はみずみずしく美しい。
参加者には、入場時に、新型コロナウイルス感染症予防対策のチェックを受けてもらう。会場スタッフも同様に事前チェック済み。ソーシャルデイスタンスを考慮し、キャンプイスを等間隔に置いたフロアは、自由席。来場者は座りたいイスを選び、着座した。
写真:船橋岳大
会場には、スタッフ出演者約30人、参加者70人、総勢100人が集まった。またライブ配信にも49人が参加した。
「ライブ終わりの拍手」が、こんなにも新鮮に聴こえるなんて…
オープンニング・クロージングDJは、あきる野市在住の「DJ YO-GIN」。90年代中盤より、HIPHOP、R&Bを軸とし、都内主要クラブからラウンジまで幅広く活躍した彼は、あきる野市養沢でグランピングサイト「WOODLAND BOTHY」を主宰する経営者でもある。地元地域をよく知るDJ YO-GINらしい、みずみずしい森の自然とマッチした選曲を届けてくれた。
続いて登場したのは「勝井祐二&辻コースケ」。日本を代表するパーカショニスト辻コースケのソロに、勝井祐二が少しずつ音を乗せた。2人は、徐々に幻想的なインプロビゼーションの世界へ。辻コースケの身体からは、熱気による湯気が立ち上る。深く「内」に入っていくようなライブだった。
写真:高橋良平
演奏が終わると、観客からは拍手が起こる。「ライブ終わりの拍手」が、こんなにも新鮮に聴こえるなんて。いまだかつてない経験だった。
「大きい音って、楽しい」「生きてて、一番楽しい」
「DJ YO-GIN」と、今回のイベントの主催 アースガーデン代表であきる野市在住の「南兵衛@鈴木幸一」のトークをはさみ「ComplianS(佐藤タイジ& KenKen)」のライブへ。
写真:高橋良平
「勝井祐二&辻コースケ」が内に入っていくライブなら「ComplianS(佐藤タイジ& KenKen)」は外に出ていくようなライブ。二人は、音楽を奏でる楽しさを全面に出し、笑わずにはいられないとばかりに、終始笑顔だった。
「大きい音って、楽しい」
「生きてて、一番楽しい」
写真:高橋良平
2曲ほど演奏を終え、二人からはこんな感想が漏れ出る。
今回のイベントでは、飛び入りゲスト3名登場。1人目は、アフロビートバンド「Afro Begue」を率いるジェンベ・マスター、オマール・ゲンデファルだ。サウンドはよりダンサブルになり、着座していた参加者も徐々に席から立ち上がり、席の前で踊りだす(他の参加者との適切な距離は守りながら)
盛り上がる会場の拍手が熱気を増し、コールアンドレスポンスが生まれ始める。
「これが希望。これこそが希望だよ」
「生きてる理由を見失うところだった」
ComplianSの二人もオマールもとにかく笑顔だ。
写真:高橋良平
勝井祐二と辻コースケも参加し、5人による焚き火セッションへと突入。さらにここで、2人目のゲストとして「金子マリ」、3人目のゲストとしてビートボクサーの「太華」が登場。
セッションでは、先日亡くなったソウル界のレジェンド、ビル・ウィザースの「Lean On Me」なども演奏された。最後は佐藤タイジのシアターブルックの定番曲「ありったけの愛」を全員でセッション。
写真:高橋良平
セッション終わりは、南兵衛@鈴木幸一が締めとして登場。「音楽の世界が復活していく緑の芽吹きのように、やがて森を育てるように、このライブフォレストを創っていきたい」と今後への期待と情熱を語った。
当日の様子は、6月21日(日)23時59分まで視聴可能。
視聴にあたっては配信チケットを購入する必要がある。
チケット販売は下記から
この挑戦の意味は、下記にも書いたので、よかったらぜひ読んでください。
将来的に「フェスティバルウェルビーイング」の本を書きたいと思っています。そのために、いろんなフェスに行ってみたい。いろんな音楽に触れてみたい。いろんな本を読みたい。そんな将来に向けての資金にさせていただきます。