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最終ラウンドのみが判定に影響するシステム

|講座を開催する上での心構え

スキルシェアのプラットフォーム『ストアカ』
iPad歴6年目の僕が、
世間に埋もれている化石化したiPadたちを目覚めさせる活動として
「PC不要!iPadだけで〇〇講座」を開催しています。

3月末から開始して、今回で4回目の講座が終わりました。
時期的に世間の流れに乗って、平成最後の講座とか言っときましょうか!笑

iPadの基本操作〜応用としてどんなことに使えるのかをまとめたものを
紹介するという講座内容で、
講師としては、生徒さんにしっかりと身についた(もしくはお得だ)と思ってもらえるかどうかが大事です。

「PC不要!iPadだけで〇〇講座」では、
基本はiPadできることを、総合的な目線で紹介する講座で、
参加費も安価なのでお手軽に申し込んで頂けます。

それ以上に踏み込んだ内容(特定のアプリの使用方法に特化した講座など)は
すこし高額な別講座を設けて開催しているのですが、
安価な基本講座とはいえ、
申し込んだ生徒さんたちは、もちろんなにかを期待しに来ているわけですから
調べたらかんたんに出てくるような基本情報を、単に並べて説明するだけでは、満足してもらえません。
そこは、講座の数だけ先生がいて、
楽しんでもらえるような工夫をしていくことが必要になってきます。

|質は上がれど課題は減らない…

4回目となった今回の講座は、
用意したプレゼン用のスライド資料を中心に、順調に進行していたのですが、
終盤に課題の残る結果となってしまいました。

遠いところから会場に来られている生徒さんにとっては、
21時〜23時の2時間の枠だと、
23時に近づくにつれて、電車の時刻がちらつき始めるみたいで、
講座の内容が云々以前に、
外部的な要因で、
生徒さんが段々とそわそわし始めるという現象が起こってしまいました。

そして、そんな生徒さんのそわそわを敏感に感じとって
自分も、そわそわし出すということになってしまう 笑

「ああ、盛り返せないゾーンに入ってしまった」

講座以外でも、人との会話のラリーで噛み合わない時とか
そんな瞬間があるんですが

その瞬間が来てしまったのです

|困った時の心理学

心理学的には、
こういった講座や営業先での交渉などをする上では、
最初(第一印象)と最後(話の終盤)の印象というのはとても重要と言われています

どれだけ中盤で盛り上がって手応えを感じていたとしても終盤に微妙な流れで終わってしまった交渉は、失敗に繋がってしまうみたいです

僕は、格闘技の試合を観るのが好きで
キックボクシングなどは3分3ラウンドで、
KO決着がなければ判定となります
(全く興味がない人はイメージが湧かないかもしれませんが 笑)

この判定のシステムが格闘技のイベント次第で違うんです。
1ラウンドごとにどちらが有利だったかの判定をして、最終的てに3ラウンドまでの総合的な判定で勝敗を決めるシステムと
1ラウンドごとにではなくて、最終ラウンドの3ラウンド目の最後の最後の瞬間にどちらが有利に試合を支配していたかで判定を決めるシステムがあります

さきほどの話に戻ると
後者の判定システムに講座や交渉はあてはまるのではないかと思います。

要するに、講座の終盤に、どれだけ印象に残ったかだけが生徒さんの満足度に影響するので、
講師である僕たちは3ラウンド目の組み立て方が一番気を抜いてはいけないということになります。

こういった心理的な作用は、自然に(無意識に)起こることで、
生徒さんに意識してもらうことを求めても仕方がないことなので、
そういう仕組みであることを理解して、
講師である伝える側は、気をつけてカリキュラムを進行していかないとダメなのですね

|完璧なシミュレーションをしても想定外は起こる?

そういった心理的な作用を踏まえても、

講座の終盤に、内容にまったく関係のないことで
生徒さんの集中力が切れて、結果微妙な印象が残ってしまうのは
講座を21時〜23時という時間帯で提供していくうえで、
起こりうることをシミュレーションし切れていなかったと思います

これは

素直に

とても悔しい!

さらに

講座終了後、ストアカから、
講座の開催回数を重ねることで、先生としてのランクアップの証としてバッジが贈呈されるという
なんとも皮肉なタイミングでお知らせメールが来ていました 笑

されど4回目という浅い経験で
きっとまだまだ見えていないことはたくさんあるとは思いますが

ありがたいことに
「iPad講座」5回目6回目の予約をすでに頂いていますので

こればっかりは

習うより慣れろ!精神で突き進む!

課題が残らない結果なんて成長できないじゃん!

自分にはまだ成長の余地がある!ラッキー!

超絶ポジティブ転換
見直すとこは見直して
全力で挑んでいこうと思います。

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