異業種との交流は本を読む寄りも気づきが得られる|ストアカでの講座にて
スキルシェアのプラットフォーム『ストアカ』で
iPad歴6年目の僕が、
世間に埋もれている化石化したiPadたちを目覚めさせる活動として
「PC不要!iPadだけで〇〇講座」を開催しています。
今回で9回目の開催で、ハンデキャップのある子供達のサポートをしている看護師の女性の方でした。
職種を聞いただけで、学べるニオイがプンプンで、今年いちばんの雨が降る予報も気にならないくらい、楽しんで講座ができました。
動画を見るか写真を撮るかのためだけに使用していたiPadを、もっと有効活用したいという目的で参加されていましたので、
基本的なiPadの機能、マルチ画面(Split View)・画面収録・AirDrop・書類のスキャン・ユーザー辞書・コピペ等
時間の許す限り、思いつく限りの機能を教えて満足して頂けました。
最後に時間が余ったので、雑談をしていた中で挙がったテーマに、
身体のハンデキャップを持つ子供とのコミュニケーションをもっとサポートするようなアプリがあれば便利だという話の流れになりました。
過去に、僕のiPad講座への問い合わせメールに、聴覚障害の方からお問い合わせがあって
「耳が聞こえなくても、iPadの講習を受講することは可能か?」ということを聞かれました。
そういったハンデキャップのある方に教えたことがなかったので、即答はできませんでしたが、なんとかしてあげたいという気持ちから、
すぐさま、なにかコミュニケーションをサポートするようなアプリがないかを検索して、画面のテキスト(はい、いいえなどの定型文)をかんたんにワンタッチで表現できるアプリを発見しました。
「これだ!」と思い、このアプリを介してなら講習ができること提案してみました。
しかし、明確な原因はわからないですがその後、音沙汰がなくなってしまったという経験があったのを思い出しました。
相手に一歩踏み出すだけのこちらの充分な材料がなく、不安を取り除いてあげれなかったと反省しました。
このエピソードを話しながら、
今回の講座でも、再度、アプリを検索すると、以前よりもそういったサポートするようなアプリの種類も増えて、進歩していることに気づき、
いちばん良さそうなアプリをご提案したところ、
「これいいですね!」と目を輝かして気に入っていただけました。
身体にハンデキャップを持つ子供とのコミュニケーションにiPadが活用できるということに、
徐々に、架け橋として機能してきていることが、あたりまえ化できていけば、自分の過去の経験もスムーズに改善されていくのでは?
と強く感じるキッカケとなりました。
僕は、
クリエイティブ(イラストや動画)の分野でのiPadの活用方法を模索することからキャリアをスタートしてきましたが、
そういった教育やコミュニケーションの分野はキッカケが無かったこともあり、まだまだ手をつけていませんでした。
しかし、ストアカでこういった異業種の方と接点ができることで、
見えていなかった部分にスポットライトが当たるような体験を毎回させて頂いています。
子供、高齢者などへのコミュニティへの関わり合い(もっとうまくコミュニケーションが機能する仕組みがないものかという問題提起)に関心があったので、こういったアプリをもっと調べて活用することで、
自分のiPad講師としての立場を維持しながら、いろんな教育現場へ足を踏み込んでいけるのではないかという可能性に気づかされました。
アプリの開発されている方を応援したいし、関わり合いがもっと築けていけるように、発信してこうというモチベーションが新たに芽生えましたので、
今回の学びも、
自分の使命感のようなものが、より固まった回となりました。
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