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感謝と厚意でまわる世界

こんにちは。
久しぶりの投稿です!
前回の投稿からここ最近まで、節目の時期だったので忙しくなかなか書けませんでしたが、一段落ついたので文字におこしてみようと思います。
時間がある人は、お付き合いください。

先日、約4ヶ月間取り組んだ災害ボランティアを終えました。僕が初めて能登に入った時は、まだ雪が降る3月でした。そこから桜の季節を迎え、夏手前の暑くなる時期まで活動させてもらいました。

この4ヶ月間、本当に濃く充実した時間でした。
何を学んだのかと言えば、「これです!」とはすぐに言えませんが、なんとなく感じていることは、
世の中は僕が思っているよりもずーっとあったかくて、感謝と厚意でまわっているということです。

困っている人がたくさんいて、その人たちを救いたい人たちがいる。
「助けて」と言えば、「今行くよーっ」て駆けつける。
「ありがとう」と言えば、「ありがとう」と返ってくる。

なんか、もうそれだけで能登は大丈夫だなって思えました。

ボランティアは基本的にお金が発生しません。
だからこそ、人と人のつながりが全て。

助けたいと言ってもらえることは素敵なこと。人として信頼されないと、SOSさえ言ってもらえないから。住民さんたちから「助けて」を引き出せた時こそ、本当に応えないといけないなと思ったし、応えたいと本気で思えました。
お金が発生すれば、助けてもらって当たり前という感覚が出てくる。それは仕方のないことだけど、なんか冷たいなと思います。
その分、ボランティアはお金が発生しないからこそ、必要なのはお互いをリスペクトし合う気持ちだと思いました。
「やってくれてありがとう」と「やらせてくれてありがとう」の言葉だけで、お互いが気持ちよくなれる。そんな世界がこの社会にあったなんて、思いもしませんでした。

災害地は非常事態。カオスだから資本主義とかほとんど意味ないし、数年先のことを考える余裕がないくらい今日を生きるのに精一杯。みんないっぱいいっぱいだから人としての素が出ます。
だからこそ、優しくありたい。余裕がないと優しくなれないと思ってたけど、余裕が無いなりにみんなが少しづつ、優しさを出し合うことでなんとか上手く回っている世界。この経験が1番学びになったなと思います。

まだまだ、たくさん書きたいですが一旦ここでストップ!
ボランティアを通して、感じたことや考えたことはまた書きますので、よければ読んでください!

ってことで、ありがとうございました!

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