不必要な肯定
今年に入ってから何度か仕事中に「楽しい」と思える時間がありました。
今年の話なので楽しい時間はとても覚えているのですがこれまで働いてきた何十年を思い返すと何故か楽しい時間はずっと覚えているのが難しくて辛い記憶の方がたくさん残っています。楽しい時間だけが続けば良いのに。誰だってそう思うはずなのにそれができないのは何故なのでしょうか。
たぶん楽しい時間を大切にしていないからなのかもしれないと思います。
反対に辛い時間はその時間をどうにかして肯定しようと“自分にとって必要な時間”と決めつけてしまっているのかもしれません。“自分にとって必要な時間”と思えばそれは何度もやってくる。辛い時間が何度でもやってくることを意味します。それを避けるためにはどうするか?
楽しい時間が自分にとって必要な時間と心から思う。それに尽きるのではないでしょうか。
いま改めて振り返って今年に入って何度か経験した楽しい時間は自分にとって必要な時間だと素直に思えます。もっと言うと自分にはその時間しか必要ない。自分にとってだけではなく恐らく誰にとってでもでしょう。
楽しい時間を求めて生きていく。それが自分に正直に生きるということだと実感しています。
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