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久しぶりの一品ツール。ロッキングプライヤー「バイスザウルス」今まで知らなかったことを後悔するほど良いツール。
事の起こりは愛用のアーロンチェアーのメンテしている最中。座面を外そうとしてボルトを回していたのだが片側だけが妙に硬い。でも頑張った。そして頑張りすぎた。
見えているのはボルトではなく、ネジを受ける側。インサートナットというのだがボルトと受けが固まりすぎて、インサートナットごと外れてしまった状態。
インサートナットは円で引っかかるところは無し。硬い金属。ボルト自体も固定されていない。色々頑張ってみた。
- ネジザウルスでインサートナットを掴み、ボルトを回す
→ 固定しきれず
- インサートナットを炙る
→ ライター程度ではどうにもならず
→ レンチでインサートナットの固定を試みる
→ ロックできず
ロックプライヤーなるものを知る
で、たまたまダイソーに行ったときにロックプライヤーなる道具に出会った。テコの原理を使ってプライヤーで閉めた状態でロックできるというもの。こんな道具があったなんて知らなかった。
ためしに買ってやってみた。ものすごく良かった。閉めてロックできるので、レンチでボルトを回す方に集中もできる。しかし結局ダメだった。
なんとロックプライヤー自体が、インサートナットのネジで削れてしまっていたから。やっぱり100均品質。でも削れるほど抑えられたという意味でもある。
ネジザウルスのロックプライヤー
さて、ネジの頭でもしっかりとつまんで離さないといえばネジザウルス。以前、むちゃくちゃ硬い素材(トウシューズ)に刺さった釘を唯一外せた実績もある。
そして調べたところ、ネジザウルスシリーズでロックプライヤーがあることを知った。それがバイスザウルス。
ネジザウルスの機能でロックが出来るというスグレモノ。
インサートナットの取り外しに成功
かみ合わせを調整しながら、大きく開きつつそこからロックできる場所、つまり一番締め付けトルクが大きくなる場所を探す。そしてロック。更にネジを回して締め付けを増すこともできそう。
バイスザウルスでインサートナットを固定し、ボルトを外しにかかる。インサートナットの空回りが起きなかった。そして慎重に、且つ大胆にインサートナットを外スためにボルトを6角レンチで回す。
カコッと言う響きとともにボルトにかかっていたトルクが突然抜ける。ソレは成功の証。
無事にインサートナットを取ることができました。
もっと早く知っておけばよかったのに
正直もっと早く知っておけばよかった。これでダメならナットクラッシャーでインサートナットを破壊するなり、インサートナットの一面をヤスリで削ってフラットにしてスパナの引っ掛かりを作る方法などを考えていた。
と言っても破壊は最終手段。きちんとバイスザウルスで外すことができて本当に良かった。
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