Adventurer3 のケースファン交換
Flashforge の 3Dプリンター Adventurer3 を使って約1年半以上立ちますが、1,2ヶ月くらい前からファンの音が気になってきました。なんか電源を入れた瞬間からファンの音が大きい。
実際に測ってみたら、(精度はともかく)58db位ありました。静か、ではないですよね。
そんなわけでFlashforge さんのサポートに問い合わせ。症状を確認していただき、交換用のファンを送っていただきました。2年以内なので無料です。実は色々あって今回交換するケースファンとエクストルーダーの冷却ファンも送ってもらうことに。
ケースファンは40x40x20mmの24V 0.05A仕様のファン、エクストルーダーのファンは30x30x10mmの24V0.08Aのファンでした。12V仕様のファンは多いですが24V仕様のファンは少ないんですよね。
交換
ケースファンは本体底面にある基盤の横にあります。なので電源を抜いた本体を背面を下にして寝かせます。
4箇所の+ネジを外して金属の蓋を外します。
ファンはこの基盤の左側に縦に留められています。後述しますが見える部分の2本のネジで固定されています。
まずはファンの前にある作業に邪魔な黄色、白、赤、青の4つのコネクターを外します。それからファンを固定している2本のネジを外します。こちらは6角レンチ2本。
間が無茶狭いですが、本体の黒カバーを手前に引っ張りながら、ラジオペンチでファンを無理やり引っ張り出しました。かなり厳しかったので基盤を止める4つのネジをはすして基盤がほんの少し横に動くようにしました(外すのかなり大変)もしかしたら基盤のネジを外さなくても出来たかも?
ファンのケーブルを束ねている結束バンドをニッパー等でカットします。
装着されていたファンはかなり毛などが挟まったりホコリが付いていたりしました。内部にも入り込んでいる可能性があります。
後はまた本体を引きながら隙間を大きくして、新しいファンを斜めに差し込みます。
そして以下の工程でもとに戻します。
1. 基盤のネジ止め
2. ファンのネジ止め
3. 新しい結束バンドでコードを束ねて
4. 4色のコネクターを接続
5. バックパネルを4つの+ネジで締める
交換結果
そして交換した結果がこちらなんと43db程度になりました。正直電源を入れた瞬間にファンの音が小さくなったのはすぐに分かりました。-15dbと数字にもしっかり反映されています。静かな事務室から静かな図書館レベルにまで静かになりました。
まとめ
他のFDMのプリンターに比べてAdventurer3 はちょっと価格は高いですが、リビングに置いてもギリギリOKなデザインで、なんといってもサポートが充実していて安心して使うことが出来ます。
皆様からのサポートで、私も何かをサポートできるような更新を目指します。