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この世の人みーんな酔ってる
「酔う」
酒気のために理性や感覚が乱れる。魅せられて心を奪われる。いい気になって、正常な判断ができなくなる。(広辞苑より)
ふと思ったのだけれど、この世の人ってみーんな何かしらに酔っているのかもしれない。お酒とかではなく、心酔的な。
この人はすごい。この人の言うことなら間違いない。一生着いていきます師匠!あなたは人に酔っています。
恋人が大好きで仕方がない。毎日がハッピー!I'm feeling happiness! あなたは恋に酔っています。
仕事は辛いけど、もう慣れたし楽しい。こんな日々が一生続いても平気!あなたは仕事に酔っています。
夜にふと訪れる、どこから来るかわからない寂しい気持ち、朝になったら消えています。あなたは夜に酔っています。
私は酔ってなんかいないですよ。常にいたって冷静に物事を見ているので。あなたは酔っていない自分に酔っています。
こんな風にみんな何かしらに酔って楽しく過ごしてるけれど、シラフの人は酔っている人に対して「なんてバカげているんだ」と思っていたり...
でも酔っている本人はそれに気づいていなくて、醒めたあとにあの時は酔っていたんだなって気づくのだろうなぁ。
酔いが醒めたあとはなにかがぽっかり抜けたような喪失感が残るけど、ずっと酔っていられることはできないことに気づいて日常に戻ってて、そんで気づいたらまた新しく酔うものを見つけているのだろうなぁ。
つまり言いたいことは何なの?と言われたら、
「酔いはいつか醒めるけど、その酔いが醒めたときには新しく酔うものを探して人生楽しく生きたいね」ってことです。
まあ醒めない酔い方ができるならそれが一番いいんだろうけれど。何事も酔っていた方が楽しいので。
個人的なオススメは自分に酔うことです。
ちなみに私はこれをバスの中でスマホをポチポチして書いてたので、今、乗り物に酔っています。これだけは早く覚めて欲しい。吐きそ。