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Happy Song (2020年10月25日)

Mr. Childrenの「Happy song」という歌があります。この歌を聴くと、ちょうどこの歌が出た頃に病気で亡くなった先輩のことを思い出します。

その人は僕よりちょっと年上で、日本一の進学校と日本一偏差値の高い大学を出て、どこにも就職せずにプラプラしていました。(やってることを説明してもらったことあるけど、当時の僕にはよく分からなかった…)

ニヤニヤしながら、いつも妄想を膨らませて面白いことを企んでるような人で、周りには、いつも属性不明の面白い人達がたくさん集まっていました。優しくてクリエイティブで、いい感じにだらしがなくて、かっこいい先輩でした。

僕は、先輩の自由な考え方や生き方がとても好きでした。でも、ちゃんと一対一で話をしたことは、結局ほとんどありませんでした。その先輩に話すに値するものが、当時の僕には何もないように思えて、皆でワイワイすることしかできませんでした。

最近、ふとした時にその先輩のことを思い出します。今自分が考えていることをどう思うかとか、先輩が考えていたこととか、やりたかったこととか、色んな話をしてみたいなあと。当時、僕とは全然違う人だと思っていたけど、今となってみれば、価値観や考え方、結構似ているところもあったかもしれない。そういうことに当時気付けていたらよかった、勇気を持って踏み込んでいれば良かった、という後悔があります。

似ているところがあるとするなら、僕が精一杯挑戦して生きることで、先輩がやりたかったことの一部を実現できる可能性もあるかもしれない。

そうやって生きていった先に、いつかまた会える日が来るような気がします。

明日からまた頑張ります!

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