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過去の話は難しい(2022年5月13日)

最近感じることですが、過去の話をするのは難しい。

僕は基本的に今までやってきたことに後悔したことがない(失敗はたくさんある)。今の自分があるのはその全ての過去があったからだと思っているし、その全てに感謝しています。プレゼンだとか講演だとかで過去の話をする分には、自分なりには納得のいく形で、過去の話を整理して、伝えることができているように思う。そこで話してることが自分の本心だと思っています。

一方で、友人とお酒とか飲みながら話していると、気づいたらネガティブな発言をしていて、自分で驚くことがある。そういうので気を悪くしてしまった方がいたら申し訳なく思っています。

たぶんそれは、これまでやってきたことに後悔はしてないけど失敗は沢山してきたから、個別には未解決な物事が沢山あるからなんだろうと思う。失望したり傷ついたことも、許せなかったり裏切られたと感じたこともある(もちろん、逆に僕が誰かをそういう気持ちにさせてしまったことも沢山あると思う)。

そういうのは、個別で見ると未解決なんだけど、時間が経つ中で記憶の奥にしまわれていて、普段は解決されたっぽくおさまっている。ふとした機会にそれに意識とか話題が及ぶと、当時の怒りだとか悔しさだとか悲しい気持ちが呼び起こされて、ネガティブな言葉になってしまうんだろうなと思う。非常にカッコ悪い話ですが…。

もう少し若い頃は、そういうのが嫌で、未解決の物事に全部向き合って解決させたいと思っていました。

でも、歳を取れば取るほど、未解決の物事はどんどん増えていくので、個別では未解決な物事を沢山抱えながら、でも全体では笑顔で前を向いてポジティブに生きていくのが大事だなと思うようになりました。

だから、これからは(これからも?)あんまり個別の未解決な物事にはとらわれないで生きていきたいと思います。その代わり、もし、それが自分の人生で乗り越えなければならない課題なのだとしたら、この先も必ずまたぶつかる気がするので、その時には、逃げずに全力で挑戦する。その結果がどうなるかは分からないけど、仮にまた未解決になったとしても、もうそこにはとらわれずに、また先に進んでいきたい。

そんなふうに、前だけを向いてこれからも生きていこうと思います!

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