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信州暮らし|諏訪湖の御神渡り(おみわたり)

なかなか寒さに慣れない信州人2年生です。
いつも私のような拙い文章の投稿を見ていただいたり、スキを戴き、感謝しております。
少しづつですが、信州での暮らしを言葉に綴って行ければと思います。


諏訪湖(すわこ)

突然ですが、自分の馴染みのない場所の地名って読み方が難しくないですか?

この諏訪湖ってのもそこそこ難しい・・・

長野県は私の人生でもあまり関わりがなかったもので、地名の読み方が良くわからない場所が多いです。
読み方をかっこ書きして欲しいですね。
(この事はまた別に書いてみたいとおもいます)

高ボッチ高原から見る諏訪湖の夜景

諏訪湖(すわこ)はなんとか読めましたが、手書きするときに、「諏」と「訪」がどっちが前だっけ?と思ったりします。諏訪なのか、訪諏なのか?ってね。
ちょっと情けない・・・
地名は地元の方々には身体に沁み込んだものですけど、他所からくると、なんて読むんだ??と思うものです。
地名を読みこなせたり、サラっと言えるようになってくればその場所に馴染んできたかなと思っております。

結構広い

諏訪湖は長野県の中心部にあって、長野県最大の湖です。
周辺の山々に降り注いだ雪や雨が流れ込み、湖になって、天竜川を通って愛知県、静岡県を通って太平洋に流れているようです。
とても大きな湖ですが、これでも日本の湖の広さランキングでは20位までも入っていないそう。
車でぐるっと一周するだけでも約16㎞あって結構時間がかかります。
最近は諏訪湖畔をサイクリング出来るサイクリングロードも整備されています。

諏訪湖も凍る

これだけ大きな湖ですが、冬場には湖面全体に厚く氷が張って、普通に湖面でスケートやっていたし、氷に穴をあけてワカサギ釣りも出来ていたようです。
さらに言えば、戦前には氷上で戦車の走行航空機の離着陸の訓練まで行われていたそう。。
どんだけ厚い氷が張っていたのか。。。

今ではなかなか全面結氷することは少ないみたいで、昨年は暖冬だったこともあり、湖面の端っこですら凍らなかったです。
昔はとても寒い地域だという事が良くわかるエピソードですし、思いのほか温暖化が進んでいると

諏訪湖の御神渡り(おみわたり)

諏訪湖が冬季に全面結氷して、さらに昼と夜の寒暖差が厳しくなると
御神渡り(おみわたり)という現象がおこるみたいです。

冬期に諏訪湖の湖面が全面氷結し、氷の厚さが一定に達すると、昼間の気温上昇で氷がゆるみ、気温が下降する夜間に氷が成長するため「膨張」し、湖面の面積では足りなくなるので、大音響とともに湖面上に氷の亀裂が走りせりあがる

Wikipediaより引用

ここ近年は御神渡りは発生していなくて、直近だと平成30年(2018年)を最後に現れていないようです。
2018年のwethenewsの記事です。

御神渡りの出現年
昭和元年〜6年 8〜11年 13〜23年 25〜27年 29〜32年 34年 36年 38年 40〜43年 45年 49〜53年 55〜61年
平成3年 10年 15〜16年 18年 20年 24〜25年 30年

Wikipediaより引用

ぜひ一度見てみたいものです。

今年は御神渡りが出る?!

今年は昨年と比べて寒さが厳しいので御神渡りが出るかもしれません。

御神渡りが出たかどうかは八剱神社(やつるぎじんじゃ)の宮司さんが毎朝実際に観測地点まで行って氷の厚さなどを観察されていて判断されているとのこと。
昔から神聖な自然現象なんですね。

近所の池も結氷

私の家の近くにあるため池(そんなに広くは無いですが)も氷が張っていました。

松本市内北部地域にあるこじんまりした池は全面結氷していました。
池が凍るっていう事すら、珍しいと感じてしまう私です。

今日も読んでいただきありがとうございます。
昔から住んでいる人には当たり前のような事でも、他の地域から移住した人にはとても新鮮に感じる事が多いものです。
そんなこんなのリアルな信州暮らしを、ゆっくりと綴っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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