ホーチミン市のお隣ブンタウイベントでの一コマでベトナムを考える
2023年9月30日、日本語専門学校主催のブンタウのイベントに我々ダブルウィッシュも出演者として呼んでいただけました。
5年に一度の開催ということでかなり力も入っており、観客も非常に多かったように感じます。
ブンタウ、ベトナムの熱海と呼ばれており、ホーチミン市から最も近いビーチリゾートであります。人口も50万人を超えており、週末のビーチは大賑わいです。
私も、今回、3度目のブンタウですが、来るたびに新しいお店ができており、発展し続けている街だと感じてます。
そのような場所でイベント出演させてもらえること、呼んでいただける存在になったのは、嬉しかったです。
ただ、そのイベントを作ってくださっているみなさんは、慣れてらっしゃらない方が運営されているように感じました。
我々のネタは、18時半からスタートで30分と聞いておりました。
その30分の中にはクイズも入れ込み、クイズに正解した人には、プレゼントを渡して欲しいと、そのプレゼントは運営が準備するとのことでした。
よって、僕らの流れとしましては、
1・自己紹介
2・ネタ
3・歌ネタ
4・クイズ
5・歌ネタ
みたいな流れを組んでおりました。
18時20分には袖にスタンバイしており、ヘッドセットを注文してましたので、コンビそれぞれヘッドセットをかぶっておりました。
そして、30分になったんですが、前口上的なものはありませんでした。
すると、ディレクター的な女性から驚愕の一言、
「上がってください。MCが今、離れてます」
MCって舞台から離れることあるんですね。
職務放棄されてました。
ただ、そんなベトナムの舞台に我々も慣れっこです。
そんなことを乗り越えてきた8年間、自分たちで
「シンチャオー」
と登壇し、自己紹介を始めました。
ただ、人はいるんですが、椅子に座っている人はまばら。
客席は、椅子は大量、400席ほどあるんですが、ほとんど空席でした。
そんなこともあり、自己紹介の前に、椅子にみなさんを座らせる作業から入りました。前説込み、これがベトナムです。
そして、座らせている最中、ディレクター的な人がステージの前に近づいてきて、私に一言
「前はVIP席ですから」
んなこたぁわかってるよ、っと心でツッコミつつ、OKっと聞いて、皆さんにもそちらをアナウンスしました。
さぁ半分ぐらい座ったところで、何やら私の後ろでゴソゴソするスタッフが見えます。
楽器などの準備をし始めました。
これもベトナムです。
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