白浜蒸留所の初商品「白浜クラシックブルーキュラソー」出荷開始!
私は蒸留所の大家さんをやっています。
伊豆の下田市にある「白浜蒸留所」というクラフトリキュールを作っている蒸留所ですが、その話は別のnoteで詳しく書いていますので、読んでみてもらえたら嬉しいです。
空き家の新しい活用方法としてチャレンジしています!
白浜クラシックブルーキュラソー
そして、その白浜蒸留所で初めての商品となる「白浜クラシックブルーキュラソー」がついに完成しました。
そして、実際に飲んでみると、お世辞抜きに期待以上の良い商品だと思います!
こだわって作った商品のため、想定していたよりも少ない数の商品しか作ることが出来なかったそうです。
そして、先月まで開催していたクラウドファンディングも大成功だったため、すでに在庫は限られて来ている様です。
オンライン販売は後日開始予定ですので、購入してみたいという方がいらっしゃれば、白浜蒸留所のFacebookやXをぜひチェックしてみてください。
白浜蒸留所Facebook
白浜蒸留所X
ブルーキュラソーというお酒は、一般的にはカクテルの材料として使われることが多いリキュールですので、BARであれば大抵置いてあるお酒ですが、自宅にあるという方はあまり居ないと思います。
私自身はお酒が全般的に大好きですし、自宅でもほぼ毎日カクテルを作る変わったタイプですが、それでも今まで自分でブルーキュラソーを買ったことはありませんでした。
キュラソーとは、スピリッツにオレンジの果皮の香味成分と、糖分を加えたお酒です。
お菓子作りなどに使われるコアントローはご存知の方も多いかも知れません。
コアントローはスーパーなどでも販売していますので、ご自宅にあるという方も居るのではないでしょうか?
私もカクテルを作るための材料として、常に自宅にコアントローはストックしていますし、実際にカクテルの材料として頻繁に登場します。
それでもコアントローだけを飲むという事は全くありません。
キュラソーというリキュールだけで飲むという機会は今まではほとんどありませんでした。
しかし、このブルーキュラソーは、そのままストレートで飲んでもとても美味しい商品に出来ています。
地元の素材を使ってこだわって作っただけの事はあり、橙(だいだい)の風味がとても感じられ、アルコール度数も40度という高めのお酒ですが、とても飲みやすく感じると思います。
ソーダ割りもおすすめです。
白浜の海を思い起こさせる綺麗なブルーと、柑橘系の爽やかな香りがマッチして、これからの暑い季節にはぴったりな飲み方だと思います。
リキュールと聞くと「甘そう」と思われるかも知れませんが、もちろん砂糖を使っていますので甘いことは確かですが、嫌な甘さでは無いと思います。
橙の風味がとても強く感じられるせいか、良い意味で「思ったよりも甘くないな」という第一印象でした。
そして、もちろんカクテルの材料としても最高のブルーキュラソーだと思います。
白浜蒸留所を運営する株式会社Fame’sの代表を務める伊藤さんは、東京の小岩にあるRavenというBARのオーナーバーテンダーです。
私は、出荷初日にRavenに伺って、早速伊藤さんにカクテルを作ってもらいました。
バーテンダーが作る、カクテルの材料として最高のリキュールを目指しただけの事はあり、世界中のバーテンダーさんに使ってもらいたいブルーキュラソーになっていると思います。
私はBARが大好きで、各地にお気に入りのBARがいくつもありますが、懇意にさせていただいているBARには、宣伝を兼ねてこのブルーキュラソーをお持ちしたいと思っています。
いずれは、カクテルにこだわっているBARに行けば、白浜クラシックブルーキュラソーがバックバーに並んでいるのが当たり前の光景が見られると良いなと願っています。
お酒をオーダーメイド出来る蒸留所
白浜クラシックブルーキュラソーは、定番商品として毎年作っていく計画ですが、白浜蒸留所の大きな特徴は、少量からお酒をオーダーメイド出来る蒸留所というところです。
少量からオーダーメイドが出来る蒸留所というのは、日本でもまだ多くは無いと思います。
そして、クラフトリキュール蒸留所ということが、ここで大きく活かされてくるのだと思っています。
リキュールと聞くと甘いお酒しかないと思われている方も居るかも知れませんが、実はそんなことはありません。
リキュールと名乗るからには、日本の酒税法で決められたルールとして砂糖を使うことは確かですが、その量は実は決まりはありません。
例えば、カクテルの材料としても良く利用されるジンには実は色々な種類があり、有名なカクテルである「トムコリンズ」に使われるオールド・トム・ジンという種類のジンは加糖された甘口のジンです。
そして日本の酒税法ではリキュールに該当するため、法律上は白浜蒸留所でも作ることが可能なのです。
つまり、リキュールの製造免許があるということは、現実的にはとても幅広いお酒を作ることができるという事になります。
白浜蒸留所としての第二弾以降の商品も、とても興味深い商品を予定していると聞いていますので、一消費者としても楽しみにしています。
そして、自分でもオーダーメイドでオリジナルのお酒を作ってみたいと思っています。
まだどんなお酒にするかアイディアがいつくかあるので絞り切れていませんが、例えば何かの記念に合わせてオーダーメイドでオリジナルのお酒を作り、お世話になった方に配るような事ができれば良いなと思っています。
同じように考えている方や、法人もすでにいらっしゃり、すでにオーダーメイドの相談も来始めているようです。
個人であれば、還暦や喜寿のお祝い、退職祝い、あるいはお子様の二十歳の誕生日に合わせてオリジナルのお酒を作るのも良さそうです。
法人であれば、周年記念や海外進出記念などにも良いのではないでしょうか?
もしご興味を持たれた方がいらっしゃれば、白浜蒸留所のホームページからお問い合わせください。
「大家のnoteを見て興味を持った」と伝えていただければ、私も書いた甲斐があって嬉しいです(笑)。
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