しんすけの読書日記 『美しい数学入門』
数学は美学の一分野である。
かって数学科を理学部から文学部に移設させることを、提唱された人がいた。
今でもそうだが馬鹿な大人が多すぎて、それは実現できなかった。
数学を計算が得意な人が遣るものと、勘違いしてる馬鹿が多いのだ。
数学者の中には、四則演算が苦手な人も多い。お釣りの計算ができない数学者だっていたとも聞く。
そして著者は言う。
数学は生きていくのに必要だ。
本書を読まないと分かりにくいかもしれないが、下記は同義語と断言できる。
●数学する
●哲学する
●考える
本書では問題を多く解くことでなく、自分の頭で考えて解く過程を楽しむことを強調している。
そしてそれが問題の本質を見ぬくことに繋がっていくのである。
この楽しむを、ぼくは愉しむに変えてみたい。
数学することは、愉悦感の何ものでもないからだ。
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