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【地獄谷野猿公苑】ゴリラと大猪、子猪と子牛を連れ、猿に会いに行く(12月3日)

Let's snow monkey

「温泉入ってる猿みたいよね」
そんな思い付きで、ろくに調べもせず子猪3匹(3歳)と子牛1匹(1歳)を連れ地獄谷野猿公苑に行くことを決定。
まだ12月上旬だし、雪もそんな降る時期でもなく、行くには絶好のタイミングだな~子猪も3歳だしだいぶ歩けるようになったから大丈夫だろうな~ぐ
らいの軽い気持ちしかなった。

子猪2匹

駐車場から公苑へ

駐車場に到着。近くまで来ると誘導員さんが案内してくれたため問題なく駐車できた。ただ、まさかの雪景色なうえに、がっつり降雪中。
案内看板には公苑まで1.6km、徒歩30分の文字が…
(これ、子猪歩けるのか?)
そんな不安の中、案内看板の歩いて30分を信じて子牛(1歳)を背負い、子猪2匹を歩かせ公苑へ出発。

道はそれなりに整備されてはいたが、3m幅ぐらいの砂利が敷いてある道かちょっとだけ舗装された道の二択。
自然をとても感じた。いろんな意味で。

それをひたすら歩く。ただ歩く。

左手には崖、右手には用水路。子猪から手を放す訳にもいかず自由にならない子猪は不満げなご様子。

大猪(嫁)「もう少しだよ!あと半分」

半分(800m)は少しではない。

猿に興奮する大猪

40分ほどかかり、やっっっっとの思いで公苑の入り口についた時には子猪は寒さと疲れで飽き始めていた。

子供を連れて行く人は、まず天気が良い日をおすすめしたい。
間違っても吹雪の日は避けて欲しい。

さて、猿はいるのか…いるわ。

授乳中の親子猿


かわいすぎる猿
毛づくろい中の猿

写真が趣味の大猪が誰よりも興奮して猿を撮りまくる。
飽き始めていた子猪も大猪と合わせて興奮中。
目の前を猿が歩くってすごいと感動しつつ、子猪をこの環境に連れて来れて良かったとゴリラも感動した。

動物園が好きなら、是非おすすめしたい。
なかなか貴重な体験となった。

あれ?そういえば温泉てどこ?

温泉と猿

野猿公苑は猿が歩き回っていた広場(地獄谷噴泉・後楽館付近)から階段で上がった先にあるとのこと。
※普通に案内看板があるので迷うことはない。

公苑前にある施設が入場口となっており、そこで入苑料を支払うシステムだった。その施設は温かい休憩スペースとして冷えた体に最高だった。

とりあえず、休憩スペースまとめ

  • 入苑料 大人 800円

  • 温かい休憩スペース

  • トイレあり

  • お土産あり

  • 水が無料で飲める

  • 温まってしまい、猿を見に行けない

気合で休憩スペースを出て少し歩くと、人だかりの先に求めていた光景があった。

「本当に猿が温泉に入ってる…」

温泉でよく見る光景。人ではない。
猿ってかわいい。とにかくかわいい。
サービス精神旺盛の子ザル。ありがとうございます。
かわいすぎ。

大猪が猿に興奮して写真を撮りまくる(本日2回目)
さすがに子猪とゴリラは飽きる。

さて、帰りますかというところで我に返る。

「あの道を戻るのか…」

地獄の始まり

子猪2匹「もう歩けない」
いや、まだ歩き始めてもいない。

公苑に行くときは猿がいるよと、誤魔化しながら子猪を歩かせたが帰りはそうもいかない。
歩けないと激高する子猪。もはや野生の猿の方がお行儀が良い。

泣き喚く子猪と手をつなぎ40分の道のりを戻る。
子連れの皆さんは覚悟も持って公苑まで行って欲しい。
次に来る時は、もっと大きくなってから来ようと固く誓うほどには後悔した。

極寒の中でのアイス

やっとの思いで駐車場まで到着した。
子猪は疲れてぐったり。ゴリラも大猪もぐったり。

不機嫌な子猪の機嫌をとるため、駐車場の前にある猿座カフェで何か買ってあげることにした。

子猪「ソフトクリーム食べたい」

この極寒で?

寒い中ではあったが疲れた体にソフトクリームは美味しく、食べ終わった後には得も言われぬ満足感と、さらに冷えた体が残った。

みなさんには、子供が欲しがろうが何だろうが寒い日には温かいものおすすめする。

まとめ

良かったこと

自然の動物に会えるって本当にすごい。
しかも近くで。
貴重な体験ができることは間違いない。動物園とは違い直で野生を感じることが出来るため、動物が好きな子には絶好な場所になるかと思う。

悩みどころ

3歳になったぐらいだとまず行き帰りの徒歩を乗り切れるかどうかが肝になる。そこを考慮して行くか決めて欲しい。
うちの子猪はいつも元気いっぱいで、よく歩く方だとは思うがそれでも帰りは辛そうだった。

ここまで色々書いてきたが、楽しく貴重な体験がで出来ることは間違いないので、悩んだら覚悟を決めて行ってみて欲しい。

かわいい猿がいっぱいですよ。


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