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DX意識の格差の溝は遥かに大きく至る所に存在している

働き方改革やデジタルトランスフォーメーションがこれだけ叫ばれているにも関わらず、緊急事態宣言が出ても街中の人の数は大きく減っていないというニュースを聴きます。

今日は世代間のギャップということについて書きます。

それを思うようになったのは、大多数の今の50代と40代の間には思考パターンや行動様式などの点でかなりズレやギャップがあるコトに気づいたからです。

デジタル社会に意識を移行出来ない、あるいは馴染めない特に50代以上の層が結構多くいるということよく感じます。多くの場合、何かをやろうとするとパソコンやスマホなどデジタル機器とインターネットでやるよりも、手書きや電話、ファックスなど、それ以前の方法のが手っ取り早くできると考え、デジタルという選択肢さえ頭に思い浮かぶより早く手が動いてしまうようです。今の世代ならペンよりスマホですね。
彼らの多くはバブル崩壊以前の90年前後の昭和的な日本株式会社が主流だった時代に社会人生活をスタートさせたということと、その当時はまだインターネットはおろか、PCや携帯電話もなかったということが深く関わっていると思われます。

その辺を中心にDX意識の格差の溝は根深く、それ以降の世代が想像するよりも意識の至る所に存在しているんだと思います。

またやっかいなのは、ダイバーシティという考え方時代がない時代に生まれて叩き込まれた方は、現状の時流や価値観が違いに寛容になりきれず、論理や権威的にそちらに流されてしまうことあります。

働き方改革やデジタルトランスフォーメーションははじまったばかりでまだまだやるべきことは多く、それだけ生活や社会の利便性を向上させる余地があると思います。コロナ禍と相まって政府が後押ししているこの機会はまたとないチャンスです。しかし、今を逃すと間違いなく日本は急速に発展を続けている諸外国から取り残されるでしょう。

DX意識の格差の溝は遥かに大きく至る所に存在しています。

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