努力の積み重ねは実力に比例するが、熟練度は実践時間量に比例するのとは異なる。

皆さんは、大人なっての学びをしていますか?


今日は時間量と熟練度について書きます。


練習に時間を費やせば上達はするかもしれませんが、すぐに実践の場で通用するとは限りません。実践の場での場数の量には、もちろん基礎は大切だが、必ずしも関連しない。


努力が積み重ねや繰り返しに比例するが、そのままで熟練度にもならなければ、実践時間量はゼロからスタートになる。


学生のように学校や自分の閉じられた空間で得た知識やスキルは、そのまま通用するものはなく、社会に揉まれ評価されることでしか価値を測れない。


1.クルマの運転は教習所で誰しも習うが、実際に運転は、10,000キロくらい走らないと自転車のように扱えるようにはならないものだろう。
2.英語など語学に関しても、大学まで10年近く学んだとて、海外取引の仕事で即戦力になるには半年から一年、実践の場に身を置き第一線に立たないと安心して任せてもらえないだろう。
3.アプリプログラミングなども、学んで作品を作ったとて、実際の顧客を相手にした案件を幾つも請け負った実績がないとキャリアシートに書けないだろう。


努力が積み重ねや繰り返しに比例する、というよりも、熟練度は実践時間量に比例する。


練習に時間を費やせば上達はするかもしれませんが、すぐに実践の場で通用するとは限りません。実践の場での場数の量は、もちろん基礎は大切だが、必ずしも関連しない。


大人の学習は知識の習得はそこそこに、実践経験の場を早い段階から取り入れる方がいいこともある。

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