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【家族で海外移住】飛行機のチケットはこうやって決めました

私は2024年末に家族でマレーシアに移住予定の34歳一般男性だ。

ようやくマレーシア行きの片道航空券を予約できた。

今回は、航空券を予約するのに、悩んだことや考慮したことについて書いていく。

航空券の予約って、切符をウェブでとる作業に過ぎないんだけど、実際に取り掛かってみると、種類が多くて悩ましい。

できれば安く済ませたいし、快適に移動したい。
空港、航空会社、予約サイト、時間帯、値段、シートの種類、乗り継ぎの有無などなど、何が一番最適か、いろいろ比較してると時間くっちゃう。

というわけで、今回は、海外移住で航空券選びに悩んでる方向けに、私がどんな事を考えながら航空券を選んだかを書いていく。

ちなみに私の家族構成は妻と3歳、1歳のむすめの4人家族で岡山に住んでいる。

少しでも参考になれば幸いだ。

まずは結論。選んだ便と航空会社と予約方法

「結局どの便を選んだん?」
結論だけを急ぐ人向けに、選んだ便を先に伝えちゃう。

選んだのは中国東方航空という中国のレガシー航空会社。

岡山空港→上海浦東空港を経由→クアラルンプール国際空港
のエコノミーSクラスのバシネット付き。

予約方法は、東方航空の公式サイトから。


年末シーズンの航空券で、4人で20万円くらい。
預け入れ荷物荷物は大人1人23kgx2まで。子どもは23kg*1まで。

ここからは、なぜこの結論に至ったかの経緯について説明する。

直行便ではなく乗継便を選んだ理由

マレーシアへは直行便だとフライト時間が7時間くらいになるんだけど、家族4人での直行便での移動を想像してみたんだ。

3列シートに大人2人と3歳児が並んで座っていて、1歳児は大人2人のうちどちらかの膝の上。

あれ・・

1歳児がグズったら、詰むくね?

この状態で7時間って耐えられるの…??

以前、台湾旅行で2時間半のフライトを経験したけど、飛行機に乗るだけでクタクタ。
子どもを1か所に大人しく座らせ続けるって、マジで無理なんだって。

上の子は一人遊びできるんだけど、そこに下の子がちょっかい出して、上の子が泣き叫ぶ流れがうちは多い。

子どもが不機嫌になると周りにも気を使うしで、いつもの10倍は気疲れしちゃう。

「乗り継ぎ有りの方が、大人も子どももリフレッシュできるんじゃね」

そう思ったわけですよ。

乗継便の方も、台湾と比べたら長時間のフライトになることに変わりはないんだけど、狭いシートの上から開放される時間を作ってあるだけで、移動中のオアシス的な時間になるかなと。

関西空港ではなく岡山空港を選んだ理由

もし直行便の飛行機を使うなら、利用する空港は関西空港一択だ。

だけど今回は、乗り継ぎ前提で考えることにした。そうなると、別に関空じゃなくてもよくなっちゃうんだよね。

一番最寄りの岡山空港からは、台湾、上海、韓国行きの便がそれぞれ出てるんだ。

マレーシアまでの乗り継ぎ回数を1回と想定すると、どの国際便も乗り継ぎ先の対象になるんだよね。

さらに岡山空港を選べば、関空まで新幹線で移動しなくて済むし、前泊や大量の荷物を運ぶ心配もしなくて済む。この辺りの費用や段取りの工数も減らせるのがメリット。

逆に、岡山空港を選ぶデメリットとしては、選べる航空会社の数が極端に減っちゃうことくらい。
関空発の方が明らかに格安でサービスのいい便で移動できるという場合を除いては、関空を選ぶメリットがないわけだ。

中国東方航空を選んだ理由

岡山空港発の便を選ぶということは結局、台湾、上海、韓国経由のどれかを選ぶことになるんだ。
純粋に年末シーズンの値段でいうと、安い順に、上海→台湾→韓国の順。

台湾乗り継ぎだと、航空会社を途中で変えないといけない。
岡山→台湾便と台湾→マレーシア便で違う航空会社を使わないといけないわけだ。

そうなると、乗り継ぎのために荷物を一回受け取らないといけない
。台湾に1度入国して荷物を受け取り、さらに荷物を預けて出国。
移住のための荷物ってそれなりに大量にあるから、受け取るのも大変だし運び出して預け直すのも大変。子連れで手が塞がってる中を想像すると、気が引けちゃうのが本音。

一方、上海経由は、中国東方航空という1つの会社で乗り継ぎできるから(正確には、上海→マレーシア便は上海航空という会社だが、中国東方航空の管轄内にあるから実質一緒)、荷物もそのままマレーシア便に引き渡されるので、乗り継ぎの際に荷物を受け取る心配もない。さらに入出国の手続きも要らずに、まっすぐ乗り場まで向かえるのがメリットだ。
(ちなみに上海は入国手続きが複雑で大変らしいから、もし入国しないといけない場合は時間に余裕を持ったほうがよさそう)

乗り継ぎのことの手間だけ考えても、中国東方航空ほぼ一択という感じ。

しかも中国東方航空は、格安航空会社(LCC)ではなくレガシーキャリア。日本で言うところのJALやANAだ。
シートの作りも比較的広いし、機内食もついてるし、預け入れ荷物の制限にもかなり余裕がある(大人1人23kg*2個も預けられる)。
子どもがぐずったときのサービスなんかも充実してそうだ。

唯一の懸念は、発着時刻が遅れるケース。ネット上の評判を見てみると、時間内に飛ばなかったケースが散見される。

しかしそんなリスクは、中国東方航空に限らずあるものだ。中国大手の航空会社ともなれば、利用者数も飛ばしている便の本数も多いだろうから、悪評の絶対数が増えるのは理解できる。このリスクを恐れて別の航空会社を選ぶ余地は特になさそうと判断した。

たとえ片方の便が遅れて、もう一方の便を乗り逃したとしても、同じ航空会社管轄の乗り継ぎ便ならば、その便を保証してもらえるんじゃねって話。

公式サイトから予約した理由

航空券は安く取れるに越したことはないわけでして。しかもうちは4人分だから、一人1万円増えるだけで結構な差分になっちゃう。

安く航空券を予約する方法を調べたら、みんな御用達のスカイスキャナーで検索するのが常套らしい。

いろいろな旅行サイトを比較して、安い順に見つけられる優れたサイト。そこから該当の旅行サイトに行くか公式サイトで予約するかをするらしい。

お目当ての便を検索すると、GotoGate、MyTrip、Booking.comで安くとれるみたいだった。
MyTripは一度過去に苦い思い出があるので、GotoGateで予約しようとしたら、なんと運営会社がMyTripと同じっぽい。

しぶしぶながら、結局GotoGateで予約した。公式サイトとも比較したところ、こっちの方が4万円ほど安かったからだ。

連絡先情報やパスポート情報の入力をひたすら進めていくわけだけど、4人分となるとかなり手間。

ようやく入力し終えてボタンを押したら、

「予約できませんでした。最初からやり直してください。」

…そんなことある?
もう1回やり直しても、予約できないかもしれない…

と、いうわけで、Booking.comで予約することにした。
最終的に22万くらいでOK決済完了。

おっしゃー、予約できたぞと思ったら、まさかの技術的な理由で自動キャンセル笑

キャンセルのメール通知

予約できんのかいこの便は!

Booking.comの通知には「航空会社の公式サイトから予約してください」とのこと。

公式の予約サイトに向かった。

大人1人8万円。合計24万かあ。。。

大体20万円の予算だったので、際どいところを突かれた。

ちょっと悩んだんだけど、渡航日を少し早めれば、6.8万にできそうだった。そうすれば20万弱に収まりそう。

というわけで、日付を早めて予約しようとしたんだ。

すると、、、エラーが出ちゃった。
一定数、日付選択のタブをクリックすると、エラーになっちゃうらしい。

バグ報告してお礼を言ってもらいたいくらいだ。

最初からやり直して、バグが出ないように慎重に操作しなおした。

すると、なぜか、さっきまで8万円だった日程が6.8万円になっててですね。

いや、ウソかと思ったんですけど、ほんまでして。

ということで、当初の日程で6.8万で予約できたんですよ。
全員で20.5万円。

キャンセル補償をつけるかどうかで悩んだんだけど、結局付けることにした。
子どもがいると何があるか分からないし、自分の制御が効かない範囲で日程がずれる可能性もある。
もし何かあったときに、20万円が飛んだと思うと、自分の性格的にすごく落ち込んじゃうと思うんだよね。自分にとって20万円は、ドブに捨てていい金額ではないので。
そうなると、焦りが生まれて余裕がなくなる。
自分に余裕がなくなると、家族を上手く導いてあげられなくなる。

というわけで、キャンセル料金なしで日程を変更できるプランを選択。

早朝着ではなく深夜着を選んだ理由

実は、上海経由の便は2種類あって、深夜1:00着と早朝5:40着の便があったんだ。

だけど、岡山からの出発時刻はどちらも一緒で14時発。
乗り継ぎ先の空港で過ごす時間を深夜着だと3時間、早朝着だと8時間のどちらかを選べたって感じ。

その中で私は、深夜着を選択したんだ。
相対的な話なんだけど、多分、渡航当日は朝からバタバタしてるはずで、上海空港での待ち時間の間も、気が張ってる状態は続いていると予想される。。

無事、マレーシアに入国できて、ホテルか自宅かに着いてようやくホッとすると思うんだ。

だから、そのための時間を極力短くできるのは深夜着の方だと思った。

一応、市街地まではGrabタクシーで移動できると思う。

問題は、鍵の受け渡しを深夜にもできるように段取りできるかどうか。
あとは、深夜帯でお店も空いてないだろうから、もしご飯が食べたいと言われたときにどうしましょといった感じ。

この辺は今から詰めるけど、(というか、どこに住むかも今から決める感じ)とりあえず入国してしまえば、なんとかなると思っている。

到着したら一日寝る感じかな。ネットと電気水道だけはやっとかないと。

一旦、一安心

航空券を予約できていない間は、本当にマレーシアに行くのか定かでない感じが拭えなかったけど、航空券を予約した今、日程も具体的になって身が引き締まる思い。

無事に、想定した予算レベルの航空券を予約できたことにまずは一安心。最善を尽くせた感触があるのがなによりだ。

なにかマレーシア移住について進捗があったら、記事にしていく次第です。

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