#2大巨象が倒れる日‼ #数年前から指摘されれていた本業やAI事業にも及ぶ巨大債務は東京都の年間予算を軽く上回る。 #シーメンスも同様である。 #電気事業をルーツとする多国籍コングロマリット企業である世界最大のアメリカ合衆国の総合電機メーカーの巨額債務 #GE米従業員2万人の年金凍結最大8500億円債務削減

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は7日、債務削減のため2021年1月から企業年金の支払いを凍結すると発表した。新規加入の受け付けをやめた12年以前に加入済みの米従業員約2万人が対象となる。同社は過去に手掛けた金融事業や主力の電力事業の損失によって巨額の債務を抱えており、財務基盤の改善を急ぐ。 すでに年金給付を受けている加入者は対象外とするほか、まだ受給を開始していない元従業員の一部に対しては一括払いの選択肢も提供する。今回の措置により年金基金の積み立て不足分で50~80億ドル(約5300億~8500億円)、純負債は40~60億ドル圧縮できる見通しだ。 GEは12年から企業年金制度への新規申し込みを受け付けていないが、年金支払いの義務を負う退職者は数十万人にのぼる。米メディアによると同社の年金制度は18年末時点で270億ドル(約2兆9000億円)の資金不足に陥っており、最大の負債の1つとされる。「GEを強い立場に戻すには困難な決断を下す必要があった」。人事部門のトップを務めるケビン・コックス氏は同日発表した声明でこう強調した。 ラリー・カルプ最高経営責任者(CEO)は19年を「リセットの年」と位置づけ、抜本的な財務再建策を相次ぎ打ち出してきた。年初には不振が続く電力事業で従業員の15%に当たる1万人を削減するリストラ策を発表。2月にはヘルスケア部門のうちバイオ医薬の検査機器などの事業を産業機械大手の米ダナハーに売却した。2兆円を超える売却資金は有利子負債の圧縮に充てる方針だ。 ただ、リストラ策以外の部分では成長の道筋を明確に描けていない。航空機部門では、米ボーイング向けの新型航空機エンジンの新規受注が減少した。8月には著名会計専門家のハリー・マルコポロス氏らから、保険部門の会計処理などで数十年にわたり不正を続けていると告発を受けた。 カルプ氏は「明らかな市場操作だ」と反論するが、株価は依然、さえない。7日の米ニューヨーク株式市場でGE株は前週末比一時1%下落した。20年から攻勢に転じられるか、カルプ氏の手腕が試されている。

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