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中国 航空機での入国者全員にPCR検査義務づけ 新型コロナ 2020年7月21日 18時44分 中国政府は、新型コロナウイルスの海外からの流入を防ぐためだとして、航空機で中国に入国する全員に対し、事前にPCR検査を義務づけることになりました。

中国政府は、21日までに通知を出し、海外から航空機で中国に入国する乗客については、国籍を問わず全員に対し、搭乗する5日以内のPCR検査で新型コロナウイルスが陰性であることを証明するよう義務づけるとしています。 これについて、中国外務省の汪文斌報道官は、21日の記者会見で「海外との往来において健康面での安全をはかり、ウイルスが海外から流入するリスクを防ぐための通知だ」と強調しました。 中国では、今も国内各地で日本を含む海外からの入国者に対しては、入国後2週間の隔離措置を求めていて、検疫体制が一層強化された形です。 中国では、首都北京で、市内にある国内最大規模の食品卸売市場をめぐる集団感染に歯止めがかかったとして、20日から警戒レベルが引き下げられた一方で、新疆ウイグル自治区では、20日までの5日間に50人余りの感染者が見つかり、中心都市ウルムチでは、全市民に無料でPCR検査を行うなど警戒を強めています。

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