#ウクライナ非常事態宣言発令へ予備役招集も開始 ウクライナの国家安全保障・国防会議は23日、非常事態宣言を発令する方針を決めた。当局は予備役の招集やロシアに住むウクライナ国民のロシアからの国外退避にも乗り出した。
#ロシアがウクライナ東部の親ロ派占領地域への派兵を決めたのを受け 、 #ロシア軍の再侵攻に備えて警戒態勢を引き上げる 。
同会議のダニロフ書記が発表した。最高会議(議会)の承認を経て正式に発令する。期間は30日で適宜延長する。親ロシア派が一部地域を占領する東部2州ではすでに非常事態宣言を発令中で、ウクライナ全土に対象を広げる。
ウクライナ軍は23日に18~60歳の市民の予備役招集を始めた。ウクライナ外務省は同日、ロシア在住のウクライナ国民に対して直ちに国外退避するように要請した。英BBC(電子版)によると、最大300万人のウクライナ国民がロシアに住んでいるとみられる。
ダニロフ氏はロシアがウクライナに再び侵攻した場合、戒厳令の発令などさらなる措置に踏み込む考えも示した。ロシアが首都キエフなどの攻撃に踏み切った際には防衛のために反撃する用意があるとも説明した。
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