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#ロシアが5月9日の対独戦勝記念日に世界のナチ勢力と戦っているとして #戦争状態を宣言するのではないかとの見方もある #マリウポリ製鉄所50人脱出ロシアオデッサ空港を攻撃 ロシア軍が包囲するウクライナ南東部マリウポリの巨大製鉄所から民間人の脱出が始まった。

1日には近郊の村に設けられた臨時滞在施設に50人超が到着した。取り残された民間人は約1000人とされ、ウクライナ側部隊は負傷兵の救出も求める。人道危機が回避できるかは予断を許さない。 製鉄所に立てこもるウクライナ内務省系軍事組織「アゾフ連隊」によると、4月30日午前11時ごろに局地的な停戦が始まり、民間人の女性と子供計20人が脱出した。プーチン大統領が21日に製鉄所の完全封鎖を命じて以降、脱出は初めてとみられる。20人は砲撃で崩れたがれきの下から救出された人々だったという。 脱出は1日も続いたもようだ。ロイター通信によると同日、製鉄所付近を脱出した50人超が近郊の村に着いたのが確認された。乗っていたのはウクライナナンバーのバスで、ロシア軍に護送されていた。国連のマークが付いた車両もみられたという。人々はここからザポロジエに向かう。 南部の港湾都市オデッサでは30日、空港にミサイルが着弾し、滑走路が破壊された。オデッサ州知事によると、ミサイルはロシアが一方的に併合した南部クリミア半島から発射された。負傷者はいなかった。滑走路は観光拡大のため2021年7月に開業したばかりで、ゼレンスキー大統領は30日深夜のビデオ演説で「必ず再建する」と述べた。 オデッサ州では26~27日、貨物鉄道が港に向かう際に通る橋も攻撃を受け損傷しており、ロシアはオデッサ港からの輸出を妨害する狙いとみられる。ロイター通信はウクライナ政府筋の話として、金属や穀物のコンテナ輸送が1日に150個以上減るとの見方を報じた。 英国のウォレス国防相は28日の英LBCラジオで、ロシアが5月9日の対独戦勝記念日に「世界のナチ勢力と戦っているとして戦争状態を宣言するのではないか」との見方を述べた。根拠となる情報はないという。ロシアは現在「特別軍事作戦」と位置づけている。


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