2ndセメスターと座学授業の終了
5月の第一週を以って、クラス全員揃って教室で受けるカリキュラムが終了しました。
この1~5月の第2セメスターは、2週間ほどがっつり授業を行う期間とスポーツ機関への訪問を含めた1週間のゆるめの授業期間のセットを繰り返し続けたような構成で、大変だったけれどメリハリをつけて学べた期間だったと感じます。
内容としては、大型の国際大会のオペレーションにフォーカスしたクラスやパブリック・リレーションズ、サッカークラブの財務分析、サスティナビリティ、スタジアムなどテーマを深堀りしていくことに取り組みました。
少し経験のある分野だったり、関心の強い分野だったのでどれも前向きに取り組むことが出来ました。特にサッカークラブの財務分析では、2人一組のペアとなって上場しているクラブを選んでFinancial Reportをもとに分析し投資判断を行うというワークをしました。2010年前後から米国や中東の投資家がプレミアリーグのクラブを中心に投資をして、近年はマルチクラブオーナーシップのトレンドを含めて流れは加速していますが、数字上の価値と実際の価値をどう見極めるかというケーススタディでは同じクラブを取り上げていてもペアによっては異なる判断が出ていて興味深かったです。
体験系のアクティビティでは、国際自転車協会を訪問してトラックサイクリングを行ったり、FISU(国際大学スポーツ連盟)やSki MountaineeringのW杯を見学させてもらいました。自発的に興味を向けないスポーツに触れられるのはこのコースの良さでした。トラックサイクリングはカーブを走っているときの傾斜がものすごく、恐怖心がすごかったので絶対に乗りたくはありませんが、オリンピックでこの競技をTVで見るときには見方が変わりそうで、体験することで競技への理解が少しでも深まったことは本当に良かったと感じました。
またクラスのカリキュラムではありませんが、プログラムのスタッフが定期的にレマン湖へ入るイベントを企画してくれて極寒の1月にも湖へダイブしました。気温が氷点下だったので外気よりも水温の方が暖かいのですが、それでも寒くて2分入っているのが限界でした。このときばかりはサウナが本当に恋しくなって、もしここに定住するならサウナを建設したいと切に思いました。
11月頃から3月までは、日照時間の短い日々が続くので気分が落ち込みがちな時期もありました。うつ的なふさぎ込むような感じではなくて単純に気分が上がらない感覚で、朝家を出る8時前もまだ外は暗いし、5時前には日も落ちてしまい、単調な日々の繰り返しになりがちでした。気分転換のために趣味のランニングを再開したり友達と話したり、ときには外食を頼って食を充実させることで健康を保って過ごせたかなと思います。
インターンや仕事探しを本格的に始めたのも今年に入って2,3月でした。このテーマについては学校のキャリアサポートも含めて別の投稿でまとめたいと思います。