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3避難時に絶対確認すべき10のポイント

こんにちは、防災士のボウタクです!

突然ですが、災害時に避難するとき、
どんなことに注意すれば良いか具体的に考えたことはありますか?

災害はいつ起こるかわかりません。
避難時のポイントを事前に把握しておくことで、自分や大切な人たちの命を守ることができます。

本記事では、避難の際に絶対確認すべき10のポイントを具体的に解説します。

これを読めば、いざという時に落ち着いて行動できるようになるはずです。


避難経路を事前に確認する

避難する際に最も重要なのは、事前に避難経路を把握しておくことです。災害時には混乱が生じやすく、適切な判断が難しくなることも多いです。そのため、以下のような準備を日頃から行っておきましょう。

避難経路を確認する方法

  • 自治体が提供している「ハザードマップ」を確認し、自宅から避難所までのルートを把握する。

  • 複数の避難経路を用意する。例えば、徒歩ルートと車ルートなど、状況に応じて選べるようにする。

  • 避難ルート上の危険箇所(川や崖、交通量の多い道路など)を把握し、注意が必要なポイントを家族と共有する。

  • 実際に避難ルートを歩いてみることで、移動時間や安全性を確認する。

 災害時に避難経路を変更すべき場合

地震や台風などの災害では、計画していた経路が使用できなくなる場合があります。例えば、大雨による道路冠水や地震での道の崩壊です。その場合に備え、以下のような対応を考えておきましょう。

  • 近隣の人々や自治体が発信するリアルタイム情報を確認する。

  • 複数ルートを事前に決めておき、状況に応じて変更する。

  • 家族と「どのルートに変更するか」を事前に話し合っておく。


非常用持ち出し袋を準備する

避難時に持ち出すべき非常用持ち出し袋の準備も重要です。災害時には急いで避難することが求められるため、必要な物をあらかじめまとめておくことでスムーズに行動できます。

持ち出し袋に入れるべきアイテム

水と非常食:1人あたり3日分の水と保存食を準備する。

ライトや懐中電灯:停電時に役立つため、必須。

携帯電話用充電器:モバイルバッテリーやソーラーチャージャーを用意する。

応急手当セット:包帯、絆創膏、消毒液などの基本アイテムを揃える。

現金と身分証明書:電子決済が使えない場合に備えて現金を少額用意する。

持ち出し袋のチェックポイント

  • 持ち出し袋の中身は定期的に点検する。特に食品や薬品の使用期限は要確認。

  • 家族全員が持ち出し袋の場所を把握する。

  • 季節ごとの必要物品(夏場なら熱中症対策、冬場なら防寒具)を加える。


家族との連絡方法を決める

災害時には通信インフラが混乱し、家族と連絡を取るのが難しくなることがあります。そこで、事前に連絡方法や集合場所を決めておくことが重要です。

災害時の連絡手段

  • **災害用伝言ダイヤル(171)**を活用する。これは、災害時に安否情報を録音・再生できるサービスです。

  • SNSやチャットアプリを活用し、メッセージを共有する。ただし、インターネット接続が困難な場合もあるため、他の手段も用意しておく。

  • 防災ラジオや自治体の緊急メール配信サービスに登録しておく。

家族との集合場所を決める

  • 家族全員で、災害時に集合する場所を具体的に決める。自宅近くの広場や避難所などを候補にする。

  • 集合できない場合の次善策も話し合っておく。例えば、最寄りの親戚宅など。


避難所での生活を想定する

避難所生活は長期間にわたる場合があります。そのため、快適さや衛生面にも配慮した準備が必要です。

 避難所で役立つアイテム

  • 簡易寝袋や毛布:寒い時期に備えて準備する。

  • 衛生用品:マスク、アルコール消毒液、使い捨て手袋などを持参する。

  • 耳栓やアイマスク:周囲の騒音や光を遮断して休息するために役立つ。

  • 娯楽品:子どもが退屈しないような本やおもちゃ。

避難所生活での注意点

  • 他の避難者とのトラブルを避けるため、ルールやマナーを守る。

  • 感染症予防のために手洗いやマスク着用を徹底する。

  • 自治体や避難所スタッフの指示に従い、必要な情報を得る。


天気や災害情報をリアルタイムで確認する

災害時には最新の情報をいち早く取得し、状況に応じた判断をすることが求められます。

リアルタイム情報の取得方法

  • 気象庁の公式サイト:地震や台風情報を正確に把握する。

  • 防災アプリ:自治体が提供するアプリをインストールし、通知を受け取る。

  • SNS:Twitterなどを活用して現地の状況を確認する。ただし、信憑性の低い情報に惑わされないよう注意する。

情報を活用した行動

  • 地震が発生した際、次に起こる可能性のある二次災害に備える。例えば、津波のリスクがある場合は即座に高台へ移動する。

  • 台風や大雨の際には、事前に避難のタイミングを判断する。


まとめ

災害は予期せぬタイミングで発生しますが、事前の準備と知識で被害を最小限に抑えることができます。

本記事で紹介した「避難の際に絶対確認すべき10のポイント」を実践し、命を守る行動を心がけてください。

今すぐできる行動として、まず家族や友人と避難計画を話し合ってみてはいかがでしょうか?

この記事があなたや大切な人たちの安全に役立つことを願っています。
準備を怠らず、いつでも行動できる状態を目指しましょう!


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