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S型でもN型でもない人たち

年明け早々ひらめいたので、早速アレなタイトルから始めますか

S型とN型は必ずしも完全集合ではなく、どちらでもない人は存在するのではないかという話

E型とI型は完全集合であると思う
両向型というのもあるにはあるが、それも「両方の要素」を持っているだけでどちらでもないわけではない
他も大体そんな感じである

ただ、S型とN型はどちらの要素も持たない人が存在すると考えた

具体的に言うと、「地に足をつけることもできないし、想像することも苦手」な人である
たとえば、りんごと聞いて何を思い浮かべるかというS、Nを見分ける問いに、
わからない」「何も思い浮かばない」と答える人たちである

ほら、いそうでしょ


「S型でもN型でもない人」の特徴

  • トレース弱者(要領が悪い)

  • 勉強ができない

  • 運動もできない

  • 考えられない

  • ぼーっとしているが特に何かを思考しているわけではない

これらの人たちは高確率で社会不適合者になると思われる
具体的な進路は、
公立中の勉強も運動もできない落ちこぼれ→指導困難高→進路が決まらない
という感じだと思われる
同じ指導困難校で勉強ができない人でもS型ならトレース能力の高さを生かして社会に出てから現業職で活躍などもあるが、
彼らはその道すらも難しいのだ

公立最下位高すら貫通した私立の全入指導困難校だとそういう人間はおそらくクラスに数人はいる
逆に倍率がある大学にはまずいない

公立小で徒競走ビリだった筆者にすら負ける指導困難校生

筆者は公立小時代に速さ順でグループが決められた徒競走で知的支援級生(筆者の倍以上時間かかる)以外に負けていた
実質的に学年ビリである

高校の徒競走で筆者はカルチャーショックを受けた

運動会の徒競走は筆者がいた特進(偏差値約55)と普通部(基本的に全入)が合同で実施し、
走る速さに関係なくランダムでグループが決まる(紅組3人、白組3人)
同じクラスの人とは当たらないようにはなってたけど

高校3年間、この徒競走に出場したが、筆者は一度もビリになっていない
だいたい2人くらいは筆者より遅い人がいた(ただし、2位以上にはなれない。4位くらい)
筆者自身もマジメに走っていたとはいいがたいのに接戦にすらならずに勝てた

なお、特進には筆者より遅い人はいない

筆者に負けた人たちには、支障をきたしそうな肥満体や明らかに足が悪い人はいなかったと記憶している
いたら記憶に残ってるしそれじゃしゃあないと思うだろう

だいたい、上述の「S型でもN型でもない人の特徴」が当てはまりそうな感じのおとなしそうな人だった
体の病気で子供時代動けなかったならまだありえるけど全員が全員それというのは可能性が低い
1人だったら誤差だと思うけど最大6人くらいいたからなあ
ランダムなのに3年間毎回遅い人と当たるのはさすがに一定数いるとしか言えない

彼らがN型かと問われたら居ないとまではいわないが全員が全員そうではないと思うし、かといってN型の中ですら運動能力ビリに近い筆者に負けるくらいだから、S能力もまた低いだろうという話

つまり彼らはS型でもN型でもない可能性が高い

そういった人が、定員割れ偏差値40前半の公立高校にすら入れない人たちが通う指導困難校には一定数いるのが現実だ

筆者はこの層を無理にFランク大学に進学させてもさすがに難しいと思っている。だからFランに行けば何とかなる論には反対なのだ

考えられない人はまず心理テストに興味を持たない

とはいえ、この層は心理テストに興味を持たず、公式を受講することはないと思う
診断サイトの文章の意味を解読することすら困難であろう
だから公式がこの層に接することはない
人口の2%くらいだろうね。そんなに多くはない

おそらく今なら何らかの診断がつくかもしれないね
ただし、知的障害者でもS型っぽい人は結構いて、障害者雇用で活躍できるのはその層である
Eテレで昔見た「知的障害なのに筆者より明らかにシゴデキな障害者雇用で採用された高校生」はS型な可能性が高い

なお、知的障害でN型だと発想の飛躍が止められなくなる気がする
多動ぽいと想像(ただし、多動が強い人が全員N型とは限らない

余談

やはり「上の世界」で作られたものは「ボトム」には適応できないことがままあるよねと
中間層には適応できてもその下となると…
ボトムは世界線そのものが違うのよ
上の人たちがボトムと思ってる場所はまだボトムじゃなかったりする

SでもNでもない彼らがその後引きこもりになってるのか、障害者扱いされて施設に通ってるのかなどはわからないけどガチハードモードなのは間違いない

いつか引きこもりの類型についてもやりたいと思う

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