日本の魅力を届けるために:おにぎりキッチンカー『米マニア』誕生の物語
こんにちは、芝本です。
今回の記事は、おにぎりキッチンカー『米マニア』誕生の物語をお届けします。自己紹介でも書きましたが、社会人になってから営業しかしてきていない奴が、どうしておにぎりキッチンカーを立ち上げることになったのか。その背景には、思いのほか壮大なストーリーが見え隠れしていますので、ぜひ読み進めていただければ嬉しいです。
事業立ち上げのきっかけは自分自身の「趣味」
自己紹介の記事にも書いていますが、ボクは多趣味ですが、その中でも漫画や映画などのサブカルチャーが好きです。漫画だと『ワンピース』や『キングダム』、『スラムダンク』などが挙げられますね。映画は多岐に渡りますが、戦争系や実話ベースの映画が好きです。
これらの作品には、壮大な冒険や人間ドラマが描かれており、毎回新しい発見と感動があります。漫画や映画を通じて、多くのことを学び、感じ取ってきました。
宮城リョータが主人公の『THE FIRST SLAM DUNK』は、セリフまでほぼ覚えているにも関わらず、劇場で震えて泣きました。沢北がいなければどこにいってもエースを張れる山王の6番・松本から沢北へのパスをリョータが渾身のカットしたシーンでなぜか涙が流れてきました。単なるバスケの試合なのですが、人間関係やそれぞれの思惑、時代背景などが織りなす「物語」は、人の心を震わせるなにかを持っていますね。
ちなみに、人間関係を土台に事業展開をしており、紹介で仕事をいただくことも多いボクにとって、共通の話題になりうる漫画や映画は、趣味のレベルを超えて、たくさんの恩恵を与えてくれています。
「歴史」こそ、もっとも壮大な現在進行形の物語
これは個人的な考え方なのですが、漫画や映画が好きな人は、世界史や日本史は好きだと思っています。なぜなら、歴史こそ、この世でもっとも壮大で現在進行形の物語だからです。なんなら、『ワンピース』や『キングダム』、上記の戦争映画である『プライベート・ライアン』も、神話や歴史上の出来事を題材にしています。
そこには無数のドラマや教訓が詰まっています。歴史上の出来事の背景や流れに触れることで、人間の営みや文化の形成過程を理解し、現在の自分たちの生活にどのように影響しているのかを考えるようになりました。
ちなみに、あのドイツ帝国の鉄血宰相・ビスマルクもこう言ってます。
歴史から感じた「日本」の誇るべき独自性と強さ
現在の日本は、少子高齢化や労働環境における課題(長時間労働や非正規雇用の増加)、地方の過疎化・経済格差などがクローズアップされていますね。しかし、歴史を学ぶと日本の素晴らしい部分もたくさんあることに気付きます。
1. 独自の文化と伝統の維持
日本は、古代から独自の文化と伝統を維持してきました。日本の神道や仏教(宗教)は、長い歴史を持ち、現代に至るまで影響を与え続けています。平安時代には『源氏物語』といった世界最古の長編小説が生まれ、文化的な豊かさを象徴しています。また、茶道、華道、能、歌舞伎などの伝統芸能や、和食、和服(着物)などの文化は世界中で高く評価されています。これらの文化遺産は、大和民族の誇りと美意識を体現しており、世代を超えて受け継がれて、いまなお世界に受け入れられています。
2. 世界最古の王室
日本の天皇家は、世界で最も古い王室として知られています。神武天皇が紀元前660年に即位したとされ、その歴史は2600年以上に及びます。この長い歴史は、日本の統一国家としての凄まじさを象徴しており、文化的・歴史的な誇りとなっています。
産業革命から第二次世界大戦までの世界史の主人公と言っても過言ではないイギリスの王室も約1,000年以上続いていますが、それの1,000年以上前から天皇家が統治していたと考えるとやっぱり凄すぎますね。
3. 経済的な発展と技術革新
明治維新後、日本は急速に近代化と西洋化を推進しました。明治政府は、福沢諭吉の「学問のすすめ」などを通じて教育を重視し、産業革命を成功させました。これにより、日本は短期間で列強国の仲間入りを果たし、日清戦争や日露戦争での勝利を通じて国際的な地位を確立しました。
4. 戦後復興と経済成長
第二次世界大戦後、日本は焼け野原から驚異的な復興を遂げました。アメリカの支援や自らの努力によって経済成長を実現し、1960年代には「高度経済成長期」を迎えました。この時期に、家電、自動車、エレクトロニクスなど多くの分野で世界をリードする技術と製品を生み出しました。その後、日本の経済成長は、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称されるほどの成功を収め、その影響力は世界的に認知されました。
5. 大和民族としての気高さと誇り
大和民族は、その独自の文化と歴史に誇りを持ち、気高い精神を維持してきました。武士道に象徴される倫理観や礼儀、自己犠牲の精神は、日本人の美徳として現代に至るまで受け継がれています。また、自然との調和を大切にし、美しい風土を尊重する文化は、俳句や和歌などの詩歌に反映されています。勤勉さと精密な技術、戦後の経済復興など、大和民族の努力と団結は、日本の誇り高い歴史を形成してきました。
上記は一部ですが、これだけ見ても日本の統一国家としての安定性や、大和民族という種族の気高さや誇りは世界に誇るべき日本の特徴だと信じています。
そんな日本が世界に誇るソウルフード「おにぎり」
とにかく、まずはこの動画を見てください。
エマ・ワトソンがおにぎりを食べた感想を紹介している動画を見ました。実は、おにぎりの魅力は、ボク達日本人が思っている以上に大きいことを知りました。(※少なくともボクはそう感じました。)
めちゃくちゃ大袈裟にいうと、おにぎりは単なる食べ物ではなく、日本の文化や歴史を象徴するものであり、日本人のみならず海外セレブにまで愛されています。
「おにぎりキッチンカー」って良いんじゃない?
今の自分でもチャレンジできることとして、おにぎりの実店舗よりは、キッチンカー事業に興味を持つようになりました。学生時代になんとなく取得したけど、見事に何の役にも立たなかった「調理師」という資格も、ようやく活かせるかもしれないと思いました。そして、将来的に一緒に事業をやっていきたい仲間たちとともに、単なるお飾りだった調理師免許を引っ提げて、キッチンカー事業に参入することを決意しました。
InstagramやTikTokなどでおにぎりの具材のバリエーションを調べていくと、バリエーションの豊富さに驚嘆しました。というよりは、無限大といっても過言ではない。なんせ、弥生時代に中国から稲作が伝わり、そこから約2,000年くらいお米と共に生きてきた我々は、お米に合いそうな具材を想像することもたやすいです。地方の特産を活用して、おにぎりに合う具材にすることも簡単ですよね。
『米マニア』には、鳥取県や和歌山県、愛媛県出身のメンバーもいます。
例えば、和歌山県産の梅干しを使うことで、梅農家の現状を発信できたり、そのエリアの認知度を向上させることも可能です。さらに、規格外の農作物であっても、味が担保されているのであれば、お米の中に入るのでほぼ問題ありません。
最後に、、、
おにぎりキッチンカー『米マニア』を通して、日本の良さを多くの人に発信していきたいと考えています。また、特産品を使って地域創生を図り、地方の状況を正確に伝えることで、人口流入に繋げることができるのではないかと思っています。さらには、日本各地の魅力を紹介しながら、地域経済の活性化にも寄与したいと考えています。
『米マニア』の活動を通して、以下を実践していきます。
日本の可能性を、おにぎりを通して発信し続けていきます。ぜひ、イベントでお会いできれば幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。