
【読書note】必見!今の時代に求められているリーダー像はこれだ!
こんばんは、芝本です。
前回の記事に引き続き、キングコング西野さん特集はまだまだ続きます。
最近発売したエッセイ『ゴミ人間: 日本中から笑われた夢がある』を読みまました。ご自身の12年間を突っ込んで完成させた『映画えんとつ町のプペル』が日本各地で旋風を巻き起こしていますが、本当にすごいなと心の底から思います。
この本を読んだ目的は非常にシンプルで、「西野さんの生き方から、盗めるものは盗んで、自分に活かしていくため」です。
自分の在り方を変えると周りの反応は変わってくるので、自分を変えて現状を変えたいと思っている人は、少しの時間お付き合いいただけると幸いです。
圧倒的な作業量で、誰よりも仕事に打ち込む

この著書のはじまりはこんな文章です。
毎日、朝7時から翌朝4時まで働いています。
おかげで目の下には大きなクマ。ノロマな僕は労働時間で帳尻を合わすことでしかこの世界に存在することができません。
出典:『ゴミ人間: 日本中から笑われた夢がある』p2
誰よりも仕事をしている西野さんだからこそ、オンラインサロン約7万人のリーダーとして、その巨大な船の舵を取って、進んでいけるんだなと感じます。
著書の中で、『映画えんとつ町のプペル』の製作総指揮を務めることを決めたあと、「やってもやっても終わらない膨大な作業量を、誰よりも遅くまで仕事をして、誰よりも早く起きて仕事に着手する」という仕事の姿勢で、その覚悟を示したということが非常にシンプルだけど、本質だなと思ってます。
誰よりもインプットして、誰よりもアウトプットする。そして、圧倒的な才能の違いを見せつけて周りをひっくり返す。圧倒的な結果成果を作るチカラを「才能」と呼ぶのであれば、それは持って生まれたものではなく、挑戦した数。すごくカッコイイ生き様だなと感じます!!
「お客」を漠然と捉えずに、ミリ単位で考え抜く

ボクの西野さんに対するイメージは「天才」です。
しかし、実際には上記にも書いたように、圧倒的なアウトプット量と圧倒的な思考量がボクのこのイメージをカタチ作ったのだと、エッセイを読んで感じました。
・ボクのお客さんは誰なのか?
・そのお客さんは何を求めているのか?
・そのお客さんが感じている課題はなんなのか?
・その課題に対して、どう解決させていけるのか? etc
上記の問いに対して、誰でも理解できる言葉で回答を持ち合わせておくことが非常に大切だと感じます。
考えて仮説を立てて、その仮説が正しいかどうかを行動を通して答え合わせをしていく。周りの声に構うことなく、勉強して、行動をしていくその過程で、ホンモノの思考力は身に付いていくと思います。
リーダーとして仲間を巻き込んで、結果を創造するためにできることは全部やる

SNSが普及している現在では、モノゴトを購入する価値よりも、創り手としてモノゴトを創造する価値の方が「価値アリ」と感じる傾向にあるそうです。発信において、誰もしたことのない稀少性の高い体験に価値が生まれているということでしょう。(お金を支払ってでも、「所有」よりも「体感」を購入する時代なんですね。)
この時代の変化から、これからモノやサービスを提供していく前段階で、どれだけの人を巻き込んでいけるかがとても大事ということですね。支援者を募って資金調達を行うクラウドファンディングがとても一般的になったことで、この流れも加速していきますね。(最近では、元SMAPの草彅くんがCAMPFIREのCMに出てますね。)
時代の変化は分かった!!
あとは、自分自身が支援したくなるリーダー、着いていきたくなるリーダーとしての魅力があるかどうかです。西野さんがリーダーとして大事にしている価値観はこれです。
・全員の意見に耳を傾けて、最後は独裁する。
・正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする。
出典:『ゴミ人間: 日本中から笑われた夢がある』p181
2021年1月12日現在、大阪を含む3府県にまたしても緊急事態宣言が発令され、約1ヶ月間は人の流れが大きく制限されます。
世の中の変化の流れが早く、既存のルールが全く通用せず、誰も答えを持ち合わせていない状況がこれからも続いていくからこそ、決めた道を覚悟を持って正解にしていくリーダーが求められます。
「正解が明確な問い」に対しては、リーダーは必要ありません。
「正解のない問い」にぶつかった時に、方向性を決断する判断力、決めた道を正解にするためにできることは全部やってみる思考力、そして最終的には全ての結果を受け入れていく責任感。
まさに、今の時代に求められるリーダー像ではないでしょうか。
上記のような生き方をしている人間との出会いは、あなたの人生を大きく動かすきっかけとなるでしょう。
そして、そんな生き方をすると決めると、想像以上の負荷とともに、想像以上の未来が待っていることでしょう。
どんな生き方でも正解だけど、このnoteを読んで少しでも動き出したいと思ってもらえたら嬉しいです。ぜひ、一緒に行動していきましょう。